茅ヶ崎に呼ばれて

今日の午前は簿記の試験だった。わりと勉強してなかった割にはちゃんと出来たのでよかった。

会場は近くの某高校だったのだが、なんか高校っていいね。校舎のボロさは某イナキタといい勝負だったが、何より大きな違いは自販機があったことだ。何台も!そして、自販機の横には空き缶回収システムがあり、投入するとデポジットとして10円が返ってくる。うらやましくなった。

あと、俺の机だけ、天板に穴が3個ばかり空いていた。しかも直径1cmほどの穴だ。力が入りすぎて答案用紙を貫通してしまわないよう、細心の注意が必要とされた。

午後、久しぶりに時間ができたので、念願の茅ヶ崎のサザンビーチに行くことにした。空が怪しかったが、今日を逃したら機会がないと思い、青い電車(相模線)に飛び乗った。

車内ではサザンを聞いていた。アルバム「海のYeah!!」はこういう日のためにあるのかもしれない。本を読みながら、1時間もしないうちに終点の茅ヶ崎に着いた。

Google Mapsで見た感じだと駅から海岸まで近そうだったのだが、以外と遠くて結構歩いた。
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見えてきた。これがサザンビーチか。曇り空とやさしい波、そして潮風が心地よかった。海は去年の湘南以来だ(4月にお台場は行ったけど)。

波に乗る人、釣りをする人、本を読む人、騒いでいる人、ビールを飲む人、いちゃいちゃしているカッポー、etc…。何のドラマもない海岸が、俺を妙に切なくさせた。人々が海の家を組み立てて、夏が少しずつ近づいているのを感じた。
俺は何をしているんだろう。なんでここに来たんだろう。しかも、たった一人で。水平線の果てをどれだけ探しても答えが見つからないのは、曇り空のせいでもなく、俺の視力のせいでもない。答えのない設問を引っかけたまま、俺はふたたび茅ヶ崎の改札をくぐるしかなかった。

サザンビーチは答えをくれなかったけど、ヒントはくれたような気がした。海には決して止まることのない「波」があるように、きっと自分の日常にも、誰かの心にもあるのだろう。それならば、また「満月」を待てばいいのかもしれない。簡単に言えば、潮が引いてからアサリを採ればいいということだ。

帰路は小旅行をと思い、ひとまず東京行きに乗った。東京まで行って中央線で帰ってもよかったけど、今日は日曜日だという現実に目を覚まされ、横浜でちょうどやってきた快速八王子行きに乗り換えて帰ったのであった。

夕飯には、ちょっといい豚肉とシャキシャキのレタスを食べた。それは、先週に引き続きハードで、そしてハートブレイクな今週に気合いを入れるためのものだ。いつものように食後に不毛なクッキーを食べることはやめた。

買い物しようよ!

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コメント

  1. IPPEI より:

    ◆QUITZWくん
    そうそう。泳ごう!っていうエネルギーはないよね。海って見ているだけで心が静まるよね。素晴らしいわ。
    曇ってたから残念だった。
    ◆Davyくん
    惜しかったですね!blog読みました。
    俺は乗り換えただけなんで、こんどは横浜見物したいです。ビルの入場料が高い展望台に行きたいです。笑

  2. Davy より:

    横浜駅で乗り換える際に連絡していただけたら・・・俺も日曜日の夕方、横浜駅にいたんですがね(笑)

  3. QUITZW より:

    海ってすごいよね。
    ぐわーん。ざっぱーん。入って泳ぐよりは、よっぽど外から眺めていたいいと思うお年頃。大人になったよ。
    てか、茅ヶ崎ってどんよりしているんだね。オレは、オーストラリアの海が見たいよ。