リモコンのボタンが反応しなくなったときの対処法

僕はSONYの学習リモコン「RM-PLZ530D」を何年も前から使っている。もしかしたら、途中で買い替えて2台目かもしれない。実家でも使っているが、アパートでも使っている。要するに使いまくっている。

今の時代はスマートフォンと連携して赤外線信号を出してくれる「スマートリモコン」と言われるものが流行っているが、テレビ周辺でサクッと使うには学習リモコンくらいがちょうどいいと思う。逆に、外出先からエアコンを起動したいとか、部屋の照明を指定した時刻に点灯したいといった目的であれば、スマートリモコンがよいだろう。

SONYの学習リモコンは8デバイス登録可能な530Dと、5デバイス登録可能な430Dがあるが、照明器具や扇風機も登録することを考えると、上位モデルを買っておくのが賢明である。

テレビやレコーダーなどの主要デバイスは、プリセットから簡単に登録可能だが、扇風機などは手動でコマンドを学習させていくことになる。最初は面倒だが、一度登録してしまえば部屋中のリモコンが1台に集約できて、テーブルの上が大変スッキリする。もちろん、電池交換してもリセットされることはない。あと、このリモコンは「うつぶせスタイル」で置けるデザインになっている。使わないときはボタンが下になるようにテーブルに置くので、ホコリがたまらないのだ。

というわけで、学習リモコンの話はこのくらいにしておいて、今日の本題に入ろう。

リモコンのあるボタンが効かなくなってしまった

5年前くらいから使っているこの学習リモコンなのだが、電源ボタンだけが反応しなくなってしまったのだ。電源ボタンが最も使用頻度が高いのだから無理もない。言ってみればリモコンも消耗品である。

実はちょっと前から調子が悪くなり、そのときは分解してボタンの接点部分をエタノールで拭いてみたりしていた。一時的に治るのだが、またすぐに効かなくなってしまうのだった。

いろいろと検索してみると、ボタンの電気を通す素材になっている部分が劣化することが原因であり、アルミホイルを貼り付けるとか、鉛筆を塗りつけて黒鉛を付着させる、といった対処法があることがわかった。

こんなに小さいスペースにアルミホイルを貼り付けるのは至難の業だと思い、とりあえず鉛筆でこすってみたら見事復活した。しかし、数日でまた反応しなくなってしまった。

効かないボタンにアルミホイルを貼るしかない

というわけで、時間のあるときに重い腰を上げてアルミホイルを貼り付けることにした。接着剤とかも考えたのだけど、両面テープが調子よかった。

まず、アルミホイルに両面テープを貼り付ける。切ってから貼るのは無理だろう。両面テープは、家にあった5mm幅のやつを使ってみた。ここからハサミでボタンの形に切り出していく。

ピンセットと切れ味のいいハサミが必要である。なんとか切り出せた。多少の誤差は問題ないだろう。

ここまでできたら問題のボタンにしっかり貼り付けて完成である。

元通りに組み立ててボタンを押してみたところ、バッチリ反応した!これなら数日でダメになってしまうこともないだろう。この要領で効かなくなったボタンはアルミホイルを貼っていけば永久的に使えるはずだ。一安心である。

まあ、Amazonで買えば3,000円くらいのリモコンだし、新しいのを買うという選択肢も考えたが、学習させたコマンドをまた最初から登録しなければいけないのが、どうしても嬉しくなかった。新しいリモコンに全てのコマンドをコピーする機能くらいあってもいいのにね。

というわけで、今日はリモコンのボタンを復活させた話でした。参考にしていただければ嬉しいです。

買い物しようよ!

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コメント

  1. 匿名 より:

    切替えボタンが蘇りました。
    ボタンの切り替えが上手くいかず何度も押し直すのが、地味にストレスでした。
    再登録を考えると買い換えも気が重く放置状態でしたがみごと復活しました。
    ありがとう。

    • IPPEI より:

      お役に立てたようで何よりです!
      コメントありがとうございました。