どうも、こんばんは。自称ハイパー・ガジェット系ブロガーのIPPEIです。早いもので新年度。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
特に新社会人の皆さんには声をグランデにして伝えたいんだけど、どれだけスマホやタブレットが全盛期になったといっても、パソコンだけは使えた方がいいよ。
さて、少し前に突然書いたこちらの記事。ソースネクストが1Passwordの3年版ライセンスを激安販売していることを知って、2年間も公式サイトでサブスクしてしまった自分を哀れんで書いたものだ。
僕は今まで、1Passwordの公式サイトでPersonalをサブスクリプション(請求は年1回)している状態だったのだが、今回はセールということもあり、せっかくなのでソースネクストのFamily 3年版を買うことにした。
Amazonで買ったあとに気づいたのだが、ソースネクスト公式サイトの方が若干安い…。しかも、会員登録するとさらに安くなったり、結構セールもやっているっぽい。次は必ず公式で買う。
ソースネクスト公式 1Password 3年版さて、正直なところ若干の不安があった。Personalのサブスクリプションから、ソースネクストのFamily 3年版ライセンスに移行できるのかという点である。
結論から言うと、PersonalからFamilyにアップグレードされて、契約中だったサブスクについては月割り計算で返金されて、無事にFamily 3年版に移行することができた。ただし、すべてがウェブサイト上で完結するわけではなく、1Passwordのサポートセンターと片言の日本語もしくは英語で数往復のメールのやりとりが必要だった。このあたりを懸念している人も少なくないと思うので、実際の手順を紹介しておくことにする。
なお、この記事の内容は2023年4月のものである。
ソースネクストのマイページにコードを入力して引き換える
まずは、ソースネクストのマイページ(こうしてアカウントが増えていく一方だが僕たちには1Passwordがあるから気にしない)にシリアルナンバーを登録して、利用開始ページに行く。
コード欄には、Amazonから届いた薄っぺらいパッケージに印刷されている“SNF-”で始まるコードを入力する。次へ進むとメールアドレスの入力画面が出てくるが、すぐ下に「すでに1Passwordをお持ちの方」みたいなリンクがあるので、そこを開く。
名前とメールアドレスの入力画面が出てくるので、自分の名前(たぶん適当でOK)と1Passwordに登録してあるメールアドレスを入力して次へ進む。
1Passwordサポートセンターからメールが届く
すぐに以下のメールが届いた。日本語でありがたい。
手順①に従い、ソースネクストのシリアル番号をこのアカウントに紐付けてくれるよう返信する。メールを送ると、またわりとすぐに返信が届いた。ここからが大事なところである。
要するに、まずはFamilyアカウントにアップグレードしなければならないということだ。
ところで、メールの書き出しが「やあ、」である。かなりシャレオツなので、僕も今度から取引先へのメールで積極的に使うことにする。
PersonalからFamilyにアップグレードする
メールの指示に従い、1Passwordの管理画面でPersonalからFamilyにアップグレードする。1年契約の残り期間に応じて差額が請求されることになるが、ソースネクスト版のライセンスが登録されたタイミングで返金されるので、特に気にしなくて大丈夫である。
僕の場合は、残り期間が2ヶ月ほどだったので、金額も少ない。Personalの返金とFamilyの請求が相殺されて、$3.16が請求された。
そして、Familyにアップグレードする作業が済んだところで、1Passwordに作業が済んだ旨のメールを送る。ここから次の連絡が来るまでに1日ほど待たされることになった。時差もあるので仕方ないだろう。気長に待てば大丈夫だ。
いったんサブスクリプションが終了される
しばらくすると、1Passwordからメールが届いた。なんだって!? サブスクリプションが終了したというメールである。一瞬焦るよね。
支払い済みの$3.16が返金されますというメールも同時に届いた。
再度クレジットカードを登録すると、3年分のライセンスが適用される
そして、もう1通届いたメールが最重要である。ここになっていきなり全部英語である。まあそれほど難しい内容ではないので、問題ないだろう。
簡単に訳すとこんな感じだろうか。
サブスクリプションはキャンセルされたが、今一度クレジットカードを登録して1年契約のサブスクリプションを登録してください。100%ディスカウントになります。
指示のとおり、管理画面でクレジットカード番号を入力して登録してみた。すると、こんな画面が表示された。
Familyプラン1年分の$59.85のすぐ下に、100%のディスカウントが表示されている。つまり請求は行われないということだ。2026/3/25までとなっているので、しっかりと3年分のライセンスが適用されていることがわかる。
というわけで、これにてソースネクスト版1Password 3年ファミリー版が無事に利用開始できた。ポイントとなるのは、残っているサブスクリプション期間が終わってから3年版ライセンスが開始するわけではなく、残っている期間のサブスクリプションは一度返金されて、すぐに3年版ライセンスが開始するという点である。ちなみに、同じくソースネクスト版Dropboxの3年版は、前者の挙動だった。
まとめ
長くなってしまったが、手順を簡単に要約しておこう。
- ソースネクストのマイページでシリアルナンバーを登録。メールアドレス入力画面が出てくるので、1Passwordに登録済みのメールアドレスを登録。
- 1Passwordから届くメールに「このアカウントに紐付け」の旨を返信。
- Familyにアップグレードして、1Passwordに「アップグレードした」旨を返信。
- サブスクリプションが終了されるので、再度クレジットカードを登録する。ソースネクストの3年版ライセンスが適用されて、$0の請求画面が出てくればOKである。
なるほど、初心者には少しばかり難しい気もするが、1Passwordを使うようなPCに詳しいユーザーであれば大丈夫だろう。英語でのやりとりは少し必要になるが、難しい内容ではなので大丈夫だと思う。
1Passwordを公式サイトでサブスクしている人は、ソースネクストの3年版を買ってみてはいかがだろうか。ドル円レートによっても変わるが、かなりおトクに利用できることは間違いない。
コメント
おや、コメントがまだありません。