10月とは、私の誕生月であり、ナカトシの誕生月であり、同時にハロウィンでもあります。そしてなにより、秋のはじまりという、とても素晴らしい月なのです。だから、私は10月が大好きです。そして、10月も最終週ともなれば、街はクリスマスの装いを始めます。
千葉駅そごう前。通行人たちは立ち止まり、イルミネーションを写メに残していった。
今日は久しぶりの壮絶な長いblogです。覚悟して読むか、読まずに写真だけ見たらいいと思います。主には、先週末の話ですが、ごく単純な日記です。
10月は最後の土曜日、「誕生会議」に出席するため、私は千葉へ向かいました。夜8時に千葉駅東口集合、ドレスコードはスーツ、持ち物は楽器ということで、緊張しつつも電車に揺られてはるばる参りました。土曜日、スーツ姿でギターを背負って京王線に乗っていた男は私に違いありません。それにしても、千葉は遠い。毎度バースデー・パーティを催しあっているこのメンバですが、東は千葉から西は橋本まで関東各地いろんなところに住んでいるので、たいていのパーティは中間地点をとって中野のQUITAZAWA邸で開かれるのですが、今回は千葉だったのです。遠いのですが、橋本からは新宿線直通に乗ってしまえば乗り換え1回ですし、実は楽なんですよね。土曜日は簿記の講義でその日も昼間は学校にいたのですが、新宿線の遅延情報のメールが届いたので、講義を抜け出して1時間ばかり早く出たのです。そしたら、6時半には千葉駅に着いてしまって、仕方なくプロントで秋めいたカクテルとサーモンのサラダを突っつきながら時が満ちるのを待つことになりました。プロントは近くにないので、1年ぶりくらいでしたが、結構いい。雰囲気も落ち着いてるし、接客もなかなか、Edyも使える。
時が満ちて8時。集合場所である、東口のモニター前に向かいました。「あれ?俺しかいないじゃん」と不安になっていると、どこからかクラリネットの音が聞こえてきたのです。そして、私をスーツの男たちと女が取り囲みました。スーツの男たちと女はスーツでいながら、頭に様々なかぶりものを付けていました。それは、ハロウィンの雰囲気がしていました。光るカボチャもありました。普通の集合だと思っていた私は、リアクションの用意ができてなかったので、少々焦ってしまいました。すると、彼らは何をミスったのかわかりませんが、テイク2を始めたのです。登場シーンからやり直したのです。ちゃっかりビデオカメラも回っているあたりは、後々のYouTubeでの恥じらいが心配されます。そして、テイク2ではクラリネットがハッピーバースデーの歌を演奏し始めました。千葉駅東口は、一瞬にして私のバースデー・パーティと化したのです!通行人に写真を撮ってもらって、一行はパーティ会場へ向かいました。聖者の行進をエンドレスリピートしながら。
パーティ会場は、エスタロくんの自宅ではなく、彼が所属するWiCANのアジトでした。中古の一軒家を改造したアジトということで、広々としていて、温もりとゴキブリがあって、小規模な音響装置(ワイヤレスマイク含む)が完備されていて、感動してしまいました。一行はおでんの食材とBEERを買い出し、長い長いパーティを始めました。やがてナカトシも現れ(今回の被祝者の1人)、おでんの減りは加速していきました。ここからがいいところなのですが、もう書ききれそうにないので省略します。
楽しいパーティは朝6時に閉幕し、私とエスタロくんは、彼の家で仮眠を取り、TOKYOデザイナーズ・ウィークに向かいました。もちろん、デザイナーズ・ウィークの話も割愛です。雨で各ブース撤収し始めてしまったのは残念でしたが、結構ドラスティックな展示もあり、楽しいイベントでした。ただ、室内はちょっと狭すぎでしたね。イベントで大切なのは「統一感」だな、そんな結論が導かれました。
その後、エスタロくんと私は橋本へ向かいました。彼は次の日、多摩美に行くとのことで、徒歩圏内にある私の家で前泊する作戦です。なぜか私の冷蔵庫にストックされていたワインを、2人はまた美味しくいただき、楽しいパーティ2日目が過ぎていきました。
でめたし、でめたし。
さて、こんな日記みたいなblog、誰も読みたかねえぞと、そんな意見が飛び交ってそうです。ええ、そうですね。確かにいろいろ考えさせられる2日間だったのですが、それは深すぎてまだ文章化するところまで至っておりません。ですが、とりあえず書いておかないと忘れてしまう。そんなわけで、必死で1週間前にさかのぼって書きました。あしからず。
コメント
Quitazawaくん、拍手コメントありがとう!
全身を打ち付けるすべての障害物を取り除くことは、無理な気がするこの頃です。一つ取り去れば、また一つ現れる。そんな感じで、日常は闘いです。寒くなります。頑張りましょう!!