さわやかな朝

昨夜、友人何人かと2時ころまで飲んで、そのままみんなで眠りについたわけですが、なぜか俺とナカトシ君だけ朝5時に目覚めてしまいました。読書をするに電気をつけるのも、他の人を起こしてしまうかもしれないのでできません。しかも、飲みすぎた感がしていました。

そこで、ナカトシ君と公園に行くことにしたのです。某友人の家から徒歩15分ほどのところに、哲学堂公園というちょっとした公園がありましたので、そこに行きました。中野区でしょうか、新宿区でしょうか、定かではありませんが、こじんまりしたいい公園でした。

私たちは缶コーヒーを飲みながら朝の読書を楽しんでいました。そして、なぜでしょうか、6時ころになると、人が増え始めたのです。年配の方が多く、気さくに「おはようございます」と声をかけてくれます。

なぞは30分後解けました。6時半になると、どこからかラジオが流れ始めたのです。そうです、小学校のときにみなさん誰もがやった「ラジオ体操」の時間です。始まるときには、公園には40人ほどがいました。

そして、10年ぶりとも言えるラジオ体操を楽しみました。それは、心地よい朝の東京をより心地よくするものであり、自分の心を目覚めさせるものでありました。私たちは率直に感動せずにはいられなかったのです。早起きはどうとか言いますが、まさにそれです。

ただ、残念だったことは、集まった人たちの中に若者が私たち以外にいなかったことです。ほとんど年配の方しかいないのです。私たちがお互いに話したことには、若者こそラジオ体操に参加するべきだという結論です。日曜日の今朝、全国の学生たちは「やったー!今日は授業がないぜ」と言って11時まで眠っているに違いありません。それはなんだかもったいない。

ラジオ体操の醍醐味は参加することにあるでしょう。自宅で一人でやっても同じ体操はできるのですが、公園に集まって一緒にやることにこそ意義があると思います。まさに「コミュニティ」です。多くの若者は、mixiと呼ばれるオンライン・サービス上にコミュニティを作っています。もちろん否定はしませんし、すばらしいサービスだと思います。しかし、現代日本においてオフラインのコミュニティが失われてはいないでしょうか。朝の公園に、若者から年配層までさまざまな人があつまれば、それは素晴らしいものになると思うのです。

多くの現代人はラジオ体操に行けない理由を作ることに必死かもしれません。仕事があるから、昨日は遅かったから、朝ごはんを作らなければいけないから、挙げ始めればきりがない。だけど、近所の公園に行ってたった10分のラジオ体操に参加することは、それほど難しいものではないはずです。

ちょっとした早起きから、いろんなことを考えさせられた今朝でした。そしてまだ8時前という、普段の日曜日ではありえません。感動です。

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