Music x Photo
川村くん、uemari、そして私の3人は、前々日の夜、ミスドで作戦会議をしていました。川村くんのブログを読まれた方は知っていると思いますが、3月13日は第3回となるチキチキ・フォトセッションだったのです。第1回は普通のフォトセッション、第2回はポートレートというテーマを決めてグループ分けしてセッション、そして第3回のネタに困っていました。
話はさかのぼり、さらにちょっと前の昼、川村くんと私はマクドで久々の再会をしていました。彼が眼デジを持っていたので、私は何気なく撮ってみました。ハンバーガーやポテト、コークの紙コップについた水滴、テーブルと椅子、etc…。そして、ふと撮られた1枚がすごく素敵でした。何が素敵って、ちょっと画面が傾いていて、洒落乙でした。その写真を彼に見せながら、私は言いました。「これ、なんかJazzじゃない?」
その発言をきっかけにして、私たちは検証を始めました。画面の傾きやズーム、ボケ具合などをいろいろ変えて、これはクラシックだの、それはポップだの、あれはジャズだのと、いろいろ撮りながらゲラゲラ笑ってしまいました。ツボでした。
「テーマJazzでいいじゃん!」
「ぎゃはははは」
もはや作戦会議になっていないと思われました。Jazzでは広すぎるから、何かの曲にすればどうかな。そのようにして思いついたのが、今回のセッションのテーマとなった「Music x Photo」なのです。テーマに沿って撮ってもらい、参加者が昼飯を食べている間に主催者はスライドショーを作り、最後にみんなで見るということになりました。
ちなみに、曲は募集して、その中から主催者が選んだのは、レミオロメン「3月9日」です。いい曲ですが、準備で15回くらいは聞いたので、しばらく聞きたくありません。笑
なんだかんだで、上手い具合に話がまとまり、あとは具体的に計画して準備するだけとなりました。当初はそのテーマ曲にあった写真を撮るということを考えていたのですが、それでも広すぎて難しいということで、部分的な歌詞ごとに分担することにしました。そのために、歌詞のくじ引きを作り、本番で参加者に引いてもらいました。これは正直、素晴らしいアイディアだったと思います。さらに素晴らしかったのは、クジを封筒にしたことです。そこにSDやCFカードを入れてもらい、封筒に名前とファイル番号を書いて提出してもらうことで、編集作業がとても効率的にできました。
撮影中の参加者たち。
11時開始で、12時ちょい過ぎまで撮ってもらい、その後メディアを回収しました。そこからが勝負です。エンジンかけっぱなしの車にこもって電源を取りながら編集作業をしていくのです。川村くんが隣に座りメディアの抜き差しとファイル番号を読む作業、私はファイルのコピーと縦横の変換とファイルをスライドショーの順番に並び替える作業をしていきます。そして、ファイルが揃ったところで、曲のタイムラインに沿って入れていきます。あらかじめ、コマ毎の長さやトランジションの秒数を10ミリ秒単位でまとめておいた紙がとても役立ちます。ちなみに、その最も面倒な作業は、前日の夜に私の家で、川村くんとuemariとで必死にやりました。それを元に、実際にスライドショーを組み立てるシュミレーションも綿密にやりました。今回の企画で重要だったのは、編集作業を1時間以内で終わらせることでした。それ以上待たせては、参加者が寒くて凍ってしまう可能性がありました。
そうこうしているうちに編集は終わり、昼飯もとっくに終わり、(この日は寒かったので)参加者たちはブルブルに震えながら、完成したスライドショーをみんなで見ました。自分で言うのもなんですが、とっても素晴らしいものができました。まさに洒落乙です!このブログで公開したいところですが、楽曲を使っているので残念ながらできません。
今回、このような企画をやってみて、意外とうまくいって、自分で感動してしまいました。これもやっぱり、川村くんとuemariのおかげです。なんだかんだで2日間も手伝ってくれました。
最後は記念撮影でシメ。
後ろの池にいる男子2人、完全に写ってないよね。ごめんなさい。
来てくれたみんな、本当にありがとう!次回は東京を予定しています(マジで?)
コメント
@まりこ
そうだよね。音楽って重要だよね。
作品は会ったときにお見せします。
作品見てみたいです!
ものすごく!
音楽がつくだけで、写真や映像ってぐっと印象が強くなるよね。