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Happy New Year 2014

ひとつ歳をとるたびに一年が短く感じられるようになるから覚悟しておきなさい。小学校のとき、先生が言っていたことはほとんど正しかった。学生を卒業して働きはじめた2013年は、本当に一瞬で、気がついたら年が明けていた。

気がついたことがある。仕事を始めたことで自分の時間が少なくなったのかといえば、あながちそういうわけでもないのではないか、ということだ。相対的には減っているように感じるが、たぶん絶対的な時間はそれほど変わっていない。時間のありあまる学生のときだからといって、それらすべてを有効的に使えていたわけではないからだ。この一年間、自分のやりたいことをしていた時間は少なくなったどころか、むしろ増えたような気もする。会うべき人に積極的に会ったり、少ない休日の中でも近場に出かけたり、音楽をやったりと、意外なほどに充実していた。あのころ耳にタコができるほど聞かされた「時間がたくさんある学生のうちに…」という常套句は、そこまで絶対的なものではないと、この一年を過ごしてみて僕は思った。

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さて、また新しい一年が始まる。僕は、新年の目標は設定しない主義だ。目標にとらわれない、フレキシブルな一年を過ごしたいからだ。もちろん、目標を持つことで自身のモチベーションを高く保つことができる人もいるだろう。だが一方で、それらは僕たちの視野を狭くし、なにか別の発想を制限してしまう可能性がある。僕はいつも、「そこそこ楽しい一年にしよう」程度のごく軽い気持ちで新年をスタートしている。それで十分だと思う。

そうは言っても、今年はどんなことをしようかと考えることはとてもワクワクする。やりたいことはいつだってたくさん思いつくけど、実際に実現できることはとても少ない。それらはたいてい、現実的ではなかったり、モチベーションや資金が足りなかったりするわけだが、実際のところ実現できるかを左右する要素はプライオリティーにほかならない。他のどんなことよりも夢中になれることが見つかればいいなと思う。

今年の年賀状の写真は、河口湖から撮影した富士山です。静岡生まれの友だちには「裏富士じゃん(笑)」と言われました。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

買い物しようよ!

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