誰だって無性にカツサンドを食べたくなるときがある。トーストされたパン、揚げたてのロースカツに甘辛いソース、少しのキャベツがあってもいいだろう。肉汁があふれだし、なかなか上手く食べられない。
特急や新幹線に乗るとき、僕は、駅の弁当屋でカツサンドを買う。もちろん、ビールも買う。列車に揺られながら食べる、全く温かくないカツサンドもまた、なんとも魅力的なカツサンドである。
人生はカツサンドのようだとは、うまいことを言ったものだ。アツアツの出来たてはもちろん美味しいのだけど、冷めても意外とイケる。毎日は食べたくないけど、たまに食べたくて仕方なくなる。
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