初夏のサイクリング、心地よい疲労感

自転車を購入して2年くらいになるが、今年初のサイクリングに出かけてきた。この頃ジョギングは結構やってるんだけど、自転車ってなかなか重い腰が上がらない。乗るたびに空気を入れなきゃいけないし、そもそも住んでいる地域は坂だらけだから、車に積んでいい感じのところに行ってからサイクリングすることになる。まあ、要するに、自転車を買ったわりには、なかなか面倒くさくて乗れてないわけだ。

そんなときに気軽に誘い合える友人はありがたいものだ。今回は友人のマックスが誘ってくれた。集合は辰野町、諏訪湖の水門を目指して、そこから左回りに湖を一周してから帰る、というシンプルなルートだ。

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自転車にもサイクルコンピューターを付けているが、最近ではスマホでトラッキングできてとても便利だ。走行距離は46kmだった。序盤でマックスが飛ばしすぎるものだから、後半は完全にバテてしまった。途中でデニーズでランチを食べたあとは、本当にしんどかった。いったん休憩しちゃうともうダメだよね(笑)

僕が使っているサイクルコンピューターはケイデンスは測れないやつなのでなんとも言えないんだけど、たぶん速度が乗る前にシフトアップしすぎな感じがした。もっと回していい気がするし、ケイデンスが安定してくるといいのかなって感じがする。マニュアル車を運転するときには燃費を考慮してギアを選ぶわけだが、自転車におけるギアの選択はまた違うんだよね。まったくもって初心者の感想だけど、実に難しい。

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帰り道では気温も上がり、疲労は溜まる一方だった。そんなとき、道沿いに神社を見つけて休憩した。自転車をとめて青いベンチに腰を下ろすと、心地よい疲労感とやさしく吹く風に、しばし言葉を失った。僕たちが驚いたことには、神社って涼しいんだ。木が生えていて日陰で、石畳があって、風が涼しいんだよね。いつも車で移動してると気づかないことって多い。気づかないっていうか、忘れてしまうんだと思う。神社が涼しいということは、小学生までは当たり前だったはずだ。僕たちは思い出すことができた。

高校生までは日常だった自転車に乗るという行為は、大人になって非日常になってしまう。だけど、だからこそ自転車に乗ることで気づけることは多い。路面は険しいということ、湖畔は臭いこと、風が吹いているということ、神社は涼しいということ、夏は暑いということ…。

着地点の見えない記事になってしまったが、たまにはこういうのも悪くない。

買い物しようよ!

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