芝生を植えてみた

長かったゴールデンウィーク(それを楽しむ人々がいる一方で、サービス業従事者の多くはそれを支えていることを忘れてはならない)もようやく終わり、一段と暖かくなってきた。公園の冬眠から覚めた芝生が、僕たちに夏の来ることを伝えている。梅雨が来るのはいやだけど、5月っていつも何故だか心が躍る。そんなわけで、ホームセンターを物色していたら、思わず芝生を数束買ってしまった。

憧れの芝生

僕は昔から芝生が好きだ。公園が好きというのは、突き詰めれば公園の芝生が好きなのだ。きれいに刈り込まれた芝生に座って、コーヒーを飲んだり、ギターを弾いたりして過ごす休日は、本当に素晴らしいものだ。

自宅の庭にも芝生があったらどれだけクールかと、毎年5月になるたびに考えていた。そして、ついに今年、重い腰を上げて挑戦することを決めた。衝動買いした芝生は10シート×4束、およそ4m²だ。そのくらいなら余裕でできるだろうと思ったけど、なんせ一人で作業するのもつまらないので、友人の千泰山氏を呼んで手伝ってもらった。結論から言うと、作業はとてつもなく大変だった。

まずは整地作業

まずは整地作業からだ。長年のあいだ踏み固められた地面を10cmほど掘り起こし、雑草と石を取り除いた。最初はマメトラで何往復かすれば掘り起こせるんじゃないかと試みたけど、歯が立たなかった。マメトラがエンストした。

諦めて手作業で掘り起こした。あまりにも当たり前なんだけど、大小さまざまな石だらけだった。小型のバックホーでもあればどれだけ楽だろうか。発動機が開発される以前の人々は、荒野を手作業で開拓して畑を作って生活してきたのかと思うと感慨深いものがあるが、現代に生まれてよかったとも思う。

ちなみに、検索した情報によると、20~30cmは掘り起こす必要があると言っていた記事もあったが、まあ10cmでもたぶん大丈夫だろう(根拠はない)。だいたい整地できたところで、芝生と一緒に購入した芝生用の土を表面に敷いた。

トンボがなかったので、レーキを使って整地したが、これがなかなか大変だった。近くで見ると平らに見えても、遠目で見ると意外とボコボコしているのが分かる。少しずつの微調整を繰り返した。そして、水が溜まらないように、手前から奥に向かってなだらかな傾斜をつけてみた。芝生は水はけが悪いとダメらしいが、水はけがよすぎるのもよくないらしい。

お疲れのTAIZAN
整地作業が一段落してお疲れのTaizan氏

ちなみに、この写真は千くんが最近買ったキヤノン純正のLレンズというだけあって、フォーカスしている部分はカリッと、手前は程よくボケていい感じである。僕もいいレンズが欲しくて仕方がない。

作業終了

残念ながら整地作業以降の写真はこれしかない。カメラを触りながらできる作業ではないから仕方ない。これは植え終わって、片付けをして、水をたっぷり撒いたあとである。

芝の並べ方はお好みでいいらしい。隙間なく並べる方法がビギナー向けらしいがあまりおもしろくないので、3cmほど隙間を空けて並べてみた。半年もすれば隙間が埋まるらしいのだが、それまでは隙間から生えてくる雑草を抜かなければならない。芝生の目土というやつを1袋だけ買ってあったので、上からまんべんなく撒いた。1m²で1袋と書いてあったのでおそらく足りていないが、たぶん大丈夫だ(根拠はない)。

後日、3平米追加

その2日後、仕事がお休みだったので、さらに3m²追加で植えてみた。今回はカインズホームまで行くズクがなかったので、近所のコメリで買ってきた。1束598円で、カインズより100円高かったが、カインズのやつよりも青々としていて元気だった。まあ、成長してしまえば同じだろうけど。

根がつくまではドキドキである。毎朝の水やりを忘れなければ、まあなんとかなるだろう。また経過を報告したいと思っています。

買い物しようよ!

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