結婚式の季節、というわけでもないが、今日は、結婚式の2次会の幹事をやってみた話を書こうと思う。 2年ほど前だろうか、昔からの友人かずひろマンが結婚式を開催するにあたって、僕はその2次会の幹事を任されることになった。初めての幹事である。会場は式場と同じ建物内の別室、結婚式が終わった1時間後くらいにオープンということで、参加者にとっては非常に利便性の高い2次会だった。 簡単でいいよ!と言われたからといってそうするような僕ではないので、一緒に幹事をやることになった千泰山と一緒に、少しでも参加者が楽しめる企画を考えることにした。 僕の幹事のポリシーには「ゲストが主役」だ。もちろん、結婚式といえば新郎新婦がもっとも目立つ存在なのだが、せめて2次会くらいは、参加者全員がリラックスできて、純粋に楽しめるものでなければならないと考えるからだ。 どんな企画を行ったかというと、まずは、新郎新婦にピアノ伴奏をしてもらって長渕剛「乾杯」をみんなで歌った。ピアノを練習する時間が足りなかったらしくグダグダだったが、僕もギターで伴奏したのでとりあえずOKだ。スクリーンには歌詞が表示され、みんなが歌えるようにした。歌をうたえば、誰もがノリノリになってくること間違いない。 会場が温まったところで、ここからがメインである。そう、ビンゴ大会だ。多くの2次会で開催されるビンゴ大会は、やり方次第で盛り上がるが、微妙な場合も少なくない。ただのビンゴ大会では、ただのビンゴをしているだけになってしまう。ということで、今日は、僕が提唱するシャレオツなビンゴ大会の進め方と、その景品について紹介しようと思う。2次会の幹事を任されて困っている人にとって、少しでも役に立てればとても嬉しい。

ハズレなし、全員に景品があること

結婚式の2次会というと、それなりに会費を徴収することになる。5千円くらいが相場だろうか。新郎新婦に少し多めに出してもらうにしても、その中からレストランに食事代を支払ってしまえば、ビンゴの景品にかけれる費用は限られてくる。そのため、上位5人くらいに高額な景品が用意されることが多く、入賞できなかった参加者は実に悲しい思いをしてしまう。 そこで、僕は全員が必ず景品をもらえるようにしてみた。1位を某テーマパークのペアチケットなんかにするから、予算が圧迫されるのである。シャレオツな景品については後で書くが、とにかくどれだけ安いものでもいいから、最後の1人にまで景品があると、最後まで盛り上がる。

1人3枚のビンゴカードで迅速な進行

参加したことがある人ならわかると思うが、ビンゴ大会といえば、ビンゴになるときはすぐなる一方で、ならないときは本当になかなか上がれない。上位5人のみに景品というスタイルならそれほど時間はかからないが、上に書いたようなハズレなしスタイルだと非常に時間がかかってしまう。ビンゴに限ったことではないが、間延びした進行はゲストを飽きさせて、そして疲れさせてしまう。 そこで、1人に3枚のビンゴカードを配ることによって、かなり迅速にビンゴを進行することができる。1つ番号を発表するごとに、ゲストは手元の3枚のカードをチェックしなければならず実に大変である。これはデメリットのようだが、実は意外とメリットでもある。誰だって早く上がりたいので、予想以上に真剣にゲームに参加してくれて、とても進行しやすいのだ。

ビンゴからのくじ引きで景品が決まる

ビンゴで上がった人からその場で高額商品を発表してしまうと、一番最初が盛り上がって、次第につまらなくなってしまう。どんな大会であっても、結果発表というのは下位から行うのが基本である。その点ではビンゴは運営に工夫が必要なゲームと言える。 上がった人を進行役がメモっておいて後ほど下位から発表するという方法もありだが、もうひと工夫欲しいところだ。そこで僕がオススメするのが、ビンゴで上がった人にくじ引きをさせるという方法である。 とても簡単である。人数分のくじ引きを用意しておき、くじには景品に対応した番号を振っておくだけだ。全員がビンゴになってから、下位の景品の番号から呼び出して前に出てきてもらうのである。要するに、ビンゴで1位になったからといって、必ず高額商品をもらえるわけではないという点で、ゲストは心地よい裏切りを与えられるのだ。

景品の写真と説明をスクリーンに表示

景品の番号でゲストを呼び出して景品を手渡しするだけだと、遠くのゲストからは景品がよく見えなくて盛り上がりに欠ける。そこで、景品の写真や説明をスクリーンに表示するのがベターである。 小さいスクリーンの場合は、もっと大きいフォントサイズにしたほうがよいだろう。このようなスライドが大画面に表示されれば、ゲストはとても盛り上がってくれること間違いない。

安心・安全のAmazon直送スタイル

全員分の景品を用意するとなると、会場に搬入するのが大変だ。30人分ともなれば、事前にトラックで搬入しなければ間に合わない。そもそも、遠方から来たゲストに重たい景品を持たせて帰路につかせることは、あまりにも配慮がないと言える。例えば、ネスカフェ・バリスタあたりは結構定番だけど、電車であれを持って帰るのはなかなか大変だ。かといって、コンパクトな景品だけに限られるのは実に面白くない。大は小を兼ねるとは言い得て妙だが、特に景品についてはサイズが大きいほど盛り上がる。 今の時代を考えれば、現場で景品を渡すなんてナンセンスである。Amazonから直送する方法が、ゲストにとっても幹事にとっても最適であることは言うまでもない。プライム会員?もちろん誰もが入っているはずだ。 そのためには、入り口でゲストカードを必ず書いてもらう必要がある。新郎新婦から後日お礼のお手紙を出すため、などと適当な理由を付けて、氏名、住所、電話番号を書いてもらうのだ。ビンゴの景品が決まったら、その人のカードに景品番号をメモっておき、翌日にでも発送しよう。ちなみに、Amazonをそのように利用したことがある人なら知っていると思うが、届け先住所ごとにクレジットカード番号の入力が必要であり、件数が多ければ多いほど作業は大変だ。まあ、そうはいっても、事前に購入してラッピングして現場で渡すよりは断然マシである。

低予算だけど盛り上がる景品のセットリスト

いよいよこの記事のメインである。トータルとして低予算で、Amazonから直送できて、実用的であることが2次会の景品の必須条件となる。僕が企画したときは幹事を除く全員分、つまり24個の景品を用意したが、その中でも特に好評だった景品をいくつか紹介しようと思う。2年前のことなので、すでに販売終了になっている場合もあるが、相当する最新の商品を紹介します。以下、雰囲気的に高額順。

【1位】BOSCH インパクトドライバー・ビットセット

インパクトドライバーといえば、誰もが憧れるDIYグッズの殿堂である。電動だけに。18Vの中でも安価なモデルを、豊富なビットセットとともに優勝賞品として提供した。某テーマパークのペアチケットが喜ばれる時代はもう終わっている。

【2位】キャプテンスタッグ 焚き火台

【3位】パナソニック ドライアイロン・霧吹きセット

アイロンといえばスチームアイロンが主流なのかもしれないが、我が家では昔からドライアイロンである。一度ドライアイロンを使ってしまうと、スチームアイロンは重すぎて使えない。ただし、安いやつでもいいので霧吹きが必要である。

【5位】杉山金属 ホットサンドメーカー

家庭でも簡単に、喫茶店で出てくるようなホットサンドを楽しむことができる。IH対応は必須条件となる。

【8位】3M スコッチブライト スポンジ15個入り

スポンジの定番、スコッチブライトだ。ホームセンターでばら売りを買うより、Amazonで15個入りを買ったほうが断然お得だ。こちらも我が家の定番。

【11位】BUNDOK バーベキュー七輪

【14位】Amazonギフトカード

その日は10月15日だったため、1,015円のギフトカードを賞品の一つに設定した。ギフト券番号をゲストにメールかSMSで送るだけなので簡単だ。

【19位】亀の子たわし

こちらもキッチンの定番。一度使うと他のたわしには戻れない。

【23位】ベッセル ホールグリップドライバー

インパクトドライバーほどのインパクトはないが、23位くらいには最適な賞品だ。もっとも使用頻度が高いプラスの2番がいいだろう。一家に1本というよりは、一室に1本置いておきたいドライバーだ。

ゲストが主役、それ以上でも以下でもない

というわけで、いかがだったでしょうか。もちろんこれは2年前のセットリストだし、僕の趣味が反映されているので、みなさんは独自のセットリストを考えてほしい。Amazonを一日中見て検討する必要があるが、 ゲストの喜ぶ顔を思い浮かべながら景品を選んでいく、そのプロセスこそが最高に楽しいのだ。 最初に書いた「ゲストが主役」という意味が分かっていただけただろうか。ゲスト全員が少しでも楽しんでくれることが、何より大切なことだ。2次会まで出たら疲れそうだと迷ったうえで出席してくれる人もいるだろう。そういう人も、なんだかんだ楽しかったと思って帰ってもらわなければいけない。そして、ドライバー1本でもお土産があれば、それを使うたびにそのパーティーを思い出してくれるのではないだろうか。