2017年7月にスバルのインプレッサG4(型式GK7)を新車で購入して1年と少しが経った。僕が買ったモデルもリコールの対象になってしまったが、それでも総じて使いやすいクルマだと感じている。

気になる点をあげはじめればキリがないが、運転席側のワイパーに拭きムラ(拭き残しと言うほうが適切かもしれない)があることについては、購入後半年くらいから気になっていた。今回の記事は、ワイパーブレードを交換したらすっかり改善したというエピソードである。

ちなみに、どのような拭きムラができるかというと、運転席側だけなのだが、ブレードの両端は拭き取れるけれど、中央部分を10cmほど拭き残してしまうのである。要するに、中央部分だけ圧力が足りていない感じだ。フロントガラスの油膜が原因かと思い、キイロビンで磨いてみたりしたが、改善されることはなかった。もちろん、窓ガラスはきれいになったけどね。

2018年6月頃、とりあえずワイパーゴムを交換してみた。多少は改善されたようにも感じたが、また数ヶ月で拭きムラが出るようになってしまった。そうなるとワイパーブレードを交換するしか方法はないということになる。ちなみに、純正ワイパーブレードでゴムを交換するなら、運転席側が650mm、助手席側が400mm、幅は5.6mmである。なかなか珍しい長さと幅の組み合わせらしく、おそらくカー用品店では在庫がないはずだ。僕も仕方なく楽天で購入した。

先日のことだ。イエローハットでオイル交換をしながら、ワイパーのコーナーを物色してみたら、BOSCH エアロツインJ-フィット(+)というシリーズに、僕の車種に適合するものがあった。ワイパーなんて長さが同じならなんでもいいと思っていたのだが、新しいインプレッサはなんとワイパーアームのアダプターがUフックではなく、トップロックという日本車では比較的新しい仕様だったのである。そのため、NWBやPIAAには適合するブレードがまだ存在せず諦めかけていたのだが、今回BOSCH製のものを見つけて本当に救われる思いだった。

BOSCHのワイパーブレードは、アームを上げるとしなやかな弧を描くタイプのやつだ。メーカーのウェブサイトいわく、その方がブレード全体に圧力が均一にかかるため拭きムラが発生しにくいのだそうだ。

ゴムだけ交換するのと比べるとかなり高額な出費となるので購入を悩んだのだが、買って正解だった。使ってみたところ、かなりよかった。650mmという長いワイパーではこの程度の拭き残しは仕方ないと今まで諦めかけていたが、全くもってきれいに拭き取ってくれるようになった。もっと早く交換しておけばよかった。

上のリンクはとりあえず600mmのものだが、適宜自分の車と合うサイズを選んでいただきたい。型番は、AJxxまたはAJxxTLという形式になっている。xxの部分が長さ、TLはトップロックという意味。ということで、トップロック形式のワイパーブレードを探しているなら、BOSCHから発売されていますよ、というお話でした。ちなみに、Uフックよりトップロックの方が交換は断然楽。本当にワンタッチですから。