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Happy New Year 2019

紅白歌合戦を見終わると、鐘を鳴らす番組が始まり、そうこうしているうちに2019年が始まっていた。慌ててカメラと三脚を用意して、自宅から歩いて1分の撮影スポットへ向かった。

ところで、2018年の紅白歌合戦は実によかった。どのアーティストも本当に素晴らしかった。最初から最後までしっかり見たのは久しぶりだ。音楽っていいなと、改めて感じさせてくれる番組だった。新年はとりあえずTSUTAYAに行くことから始めたい。紅白のせいで、僕の音楽ライブラリを大幅にアップデートしなければならなくなったからだ。

撮影スポットに到着すると、今までにそんなことは一度もなかったのだが、今回は先客がいた。僕のやつよりずいぶん立派な三脚を使っていた。ガチなヤツだ。絶好のロケーションだったが、車がこっちに向かってハイビームで走ってくることもある。夜だから当然だし、仕方のないことだ。しかし、写真家たちはその度に落胆の声を出すのだった。僕はそれを横目に、黙って淡々とシャッターを切った。

写真とは、その瞬間のありのままを記録する作業である。自然や環境は常に自分の思いどおりになるわけではない。偶然だからこそ写真はおもしろい。車のヘッドライトが映り込んでしまったとしても、僕にとってそれは決して失敗ではない。工夫次第でそれはアクセントになるはずだ。ファインダーを覗いていると、不思議と冷静さが保てるものである。

僕たちの人生においても、多くの状況がめまぐるしく変わってゆく。体や心が追いつかないときだってあるだろう。だが、僕はいつだって、カメラを構えているときと同じように、余裕とセンスを持っていたい。人生においても常に冷静さを忘れないことが、僕の今年の目標だ。一言でまとめるなら「よりクールに」である。

Canon EOS 6D Mark II (f/4, 15sec, ISO-640)

新年早々、多くを語りすぎてしまった。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

買い物しようよ!

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