つい昨日のことである。
久しぶりの休日で、天気もよく、ランチの前に軽くランニングをしようと、Apple WatchとBluetoothイヤホンだけのシンプルな装備で、あとは家の鍵をポケットに入れて僕は出かけた。
8kmくらい走る予定だった。ペースもkmあたり5分を維持していい感じ。4kmくらい走ったところで、ふとポケットに入れたはずの家の鍵がないことに気付いた。うわ、やっちまった!地味に焦る。
家の鍵といっても単純な話ではなく、住んでいる賃貸住宅の鍵、実家の玄関の鍵、そして車のワイヤレスキーが1つのキーリングにまとまっているものである。要するに、生活において主要な3つの鍵を紛失したということだ。マズいぞ。
仕方ないので、コースを変更してその場でUターンして、走ってきたルートをゆっくりと鍵を探しながら走った。しかし、鍵は見つかることなく家に到着。
諦めるわけにはいかず、妻の車の助手席に乗り、ハザードを付けながら最徐行で1往復。U字溝やグレーチングの中まで、車を停めては確認してを繰り返し、ランニングするよりも時間をかけて探したが、やっぱり見つからない。
昼を過ぎて、焦りが増していく。暗くなる前に見つけられなければ、どうしようもない。念のために警察署に電話してみるが、鍵の落とし物は届いてないとのこと。
平地になければ、考えられるのは田んぼの土手(法面)か、あるいは、さらに転がって田んぼの中という可能性だ。田んぼに水が入る前の季節だったことは、不幸中の幸いとも言える。
そして、時刻は午後5時ころになり、本日の捜索はラストチャンスと思いながら、もう一度探しに出かけた。今度は田んぼの土手をメインで探した。窓から顔を出して地面をにらんでいたところ…
田んぼの土手に落ちているところを発見した!めでたしである。
本当によかった。家のドアの鍵交換なんて事態を想定しただけに、本当にホッとした。
そして、思った。やはり、ウェアのポケットに鍵を入れて走るのは危険すぎる。Apple Watchを買ったことで、スマートフォンを持たずに走れるようになり、最近では鍵だけポケットに入れて走ることが多くなっていた。イヤホンで音楽を聴いているせいで、鍵が落下した音にも気づきにくい。
今後はどれだけ軽装であっても、ランニングポーチを必ず使おう。このくらいシンプルなやつがいいと思う。
もしくは、家の鍵をBluetooth対応のスマートなやつにするという手もある。
こういうのってBluetoothデバイスなら何でも登録できるのだろうか。Apple Watchで施錠・解錠できるのなら、これはかなり便利なガジェットだと思う。値段は高いけど…。
というわけで、今日は鍵を紛失して焦りまくった話でした。皆さんもどうかランニングの際はお気をつけて。
AppleからAirTagがリリースされた!
以下、ちょっとだけ追記です。
ガジェット好きな皆さんならご存じだと思うけれど、AppleからAirTagというスマートトラッカーが発売された。もし、今回落としてしまった家の鍵にAirTagを付けていたら、より早く鍵を発見できた可能性があるということだ。しかし、僕が走っていたランニングコースは田舎の中でも特に田んぼだらけのエリア。iPhoneを持っている人が1人でもそこを通ればいいのだが、それまでに数日を要する可能性すらある。なかなか難しいものだ。
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