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信州スカイパークのランニングステーションを利用してみた

どうも、こんばんは。ガジェット系週末ランナーのIPPEIです。すっかり最近では、休日のほとんどをランニングをして過ごすようになってしまった。実に素晴らしい傾向である。もちろん、他にもいろんな趣味を楽しみたいのだが、ランニングだけは時間をかけずに楽しむということが難しく、休日の多くをランニングに費やしてしまうこの頃だ。

さて、11月も終わりが近づき朝晩はだいぶ寒いが、昼間は風がなければランニングに最適だ。今日は、自宅の周辺ではなく、ちょっと出かけて走ってきた。大変よかったので、記事にしておこうと思う。

信州スカイパークは超大型の多機能・多目的公園

今日行ったのは、信州まつもと空港に併設している「信州スカイパーク」というバカでかい公園だ。空港ターミナルビルと滑走路を囲うようにぐるっと一周が公園になっている。ファミリーが楽しめるような芝生広場はもちろんだが、公園内にサッカースタジアムや陸上競技場もあるのだ。とにかくデカい。飛行機ファンはもちろんだが、ファミリーやカップル、ソロでも一日楽しめる公園である。

公園内に「信州スカイロード10」というジョギングコースが整備されている。道幅は十分広く、青いセンターラインが目印になっており迷子になる心配はない。ランニングはもちろんだが、自転車でも利用可能だ。ローラースケートの人も結構いた。

その名のとおり、1周は10kmだ。部分的に多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平坦と言っていいだろう。空港を作るくらいの場所なので、おそらく風は少なく、走るには最高の環境である。

駐車場は15か所ほどあり、平日ならどこもガラガラ、休日であってもまったく駐められないということはないだろう。周回コースなので、どこに駐めて走りはじめてもOKである。水飲み場やトイレが近いところが便利だとは思う。

ランニングステーションでロッカーとシャワーを借りよう

適当に走ってから、その辺の温泉でも行けばいいと思っていたのだが、調べてみると公園内に「ランニングステーション」という施設があることがわかった。シャワー付きのロッカールームだ。1回500円で終日利用可能とのことだ。せっかくなので利用してみることにした。これなら汗も流せるし、駐車場の車のかげでコソコソ着替える必要もない。

ランニングステーション - 信州スカイパーク

アクセスはとても分かりやすい。ファミリースポーツゾーンの第4駐車場が最寄りだ。公式ページの下の方にある駐車場マップのPDFが、いろいろ載っていて便利そうだ。

車を停めると、すぐにモダンな白い建物が見えてくる。

利用料を払わずとも屋上には自由に上がることができる。

信州まつもと空港の滑走路と、その向こうに山々を眺めることができる。ここで準備運動をすると最高だろう。

正面エントランスには大きな屋根があり、日差しを遮ってくれる。(夕方を除く)

ランニングステーションのエントランスは鍵がかかっており、会員IDカードをタッチしないと入れないようだ。とりあえず500円を払って利用したいのだが、ノックしても誰も出てこない。どうやら、ここは無人営業になっており、近くにある公園の南管理棟で支払いをするらしい。

管理棟で500円を払い、一日利用者用のIDカードとロッカーの鍵を受け取った。ちなみに、利用には身分証明書が必要である。あらためてランニングステーションに向かい、IDカードをタッチして入場した。入口だけでなく、更衣室のドアもIDカードが必要である。中から開けるときにもカードが要るので、カードをロッカーに置き忘れて入れなくなるというミスは必然的に防がれる。

清潔感があるロッカールーム。容量も十分である。

こちらも清潔な洗面台。お湯が出るし、ドライヤーも完備している。なぜか電波時計も設置されている。

更衣室の奥にはカーテンで仕切られたシャワーブースが4か所あり、日帰り温泉にあるようなシャンプーとボディーソープが置いてあった。お湯が出始めるまでに時間がかかったが、水圧は申し分なかった。

10km周回コース「信州スカイロード10」を走る

さて、ひととおりチェックしたところで、いよいよランニングだ。貴重品やiPhoneはすべてロッカーに入れて鍵をかけ、Apple Watchとワイヤレスイヤホンだけで外に出る。

ランニングステーションから少し北に行ったあたり、南管理棟のすぐ目の前が0kmポストになっているようだった。右回りか左回りか迷ったが、今回は左回りで走ることにした。

肝心のランニングコースの写真が1枚もない。なぜなら、iPhoneはロッカーに入っていたからだ。走り終わってから写真くらい撮ればよかったのだが、手遅れだ。

コースは、ランナーも自転車も左側通行、自転車は20km/h以下というルールになっていた。狭いところでも4mくらいは幅員があり、真ん中には青色のセンターラインが引かれている。単調なコースかと思っていたのだが、思いのほか蛇行していておもしろい。ランニングコース以外にも歩道がいたるところにあるので、積雪などで青いラインが見えなければコースどおりに走ることは難しいだろう。

また、急なカーブも多いので、スピードを出したいランナーには物足りないかもしれない。芝生広場や森になっているところ、滑走路の真横、競技場の近くなど、景色には飽きることがなかった。0.5kmごとにキロポストが設置されている。

ちょっと不便だった点

貸し出しのIDカードは腕に巻くカードホルダー(スキー場でリフト券を入れるようなやつ)に入った状態で渡された。汗で汚れるだろうし、邪魔そうだったので、カードだけ取り出してウェアのポケットに入れて走った。ロッカーの鍵も腕時計みたいなヤツだったのだが、こちらも邪魔だったのでポケットに入れて走った。ポケットにチャックがあるタイプでよかった。

IDカード1枚で入室もロッカーも使えたらいいのになあと思う。Suicaで使えるコインロッカーみたいな感じだ。そもそも、IDカードもカード型にこだわらず、利用者のニーズに合わせてキーホルダータイプとか、もっと欲を言うならApple WatchのFeliCaチップで認証しちゃったり、できそうな気もする。都会のスポーツジムにはありそうじゃない? ランナーなら誰でも、できるだけ身軽な状態で走りたいものだからね。

1日500円 or 年間24,000円

今回は初めてだったので500円を払って利用したが、24,000円の年パスという選択肢もある。入会から1年間というわけではなく、3月末が期限となっており、入会月によって料金が下がっていくシステムである。詳細は公式ページを参照されたい。

ランニングステーションをご利用ください - 信州スカイパーク

4月に入会すると12ヶ月で24,000円だ。単純計算で年間48回、月あたり4回以上利用すればペイできることになる。近くに住んでいて週1回以上利用する自信がある人は年パスもアリかもしれないが、まあ1回ごと払う方が無難かもしれない。ちなみに、新規入会はキャンペーンで20,000円になるらしい。

営業時間は原則9:00~16:30で火曜日休みなのだが、これはおそらく管理棟の営業時間に準じているものと思われる。ところが、会員になることで火曜日も含めて毎日6:00~21:00に利用できるようになる。これは最大のメリットだろう。

先にも書いたが、ランニングステーションは無人で運営運営されており、入退室はIDカードだ。つまり、会員になるとIDカードを持たせてくれるため、管理棟に行かずに利用することができるということだ。ただ、ロッカーの鍵は管理棟で借りなければならず、その点は微妙だが、リターン式のコインロッカーも設置されているので、とりあえず困らないだろう。

休日はいろんなところを走りたい

というわけで、今日は信州スカイパーク内にある「ランニングステーション」を使って「信州スカイロード10」を1周走ってみた話でした。ランニングステーションを使わずとも、そんなに汗をかく時期でなければ、好きな駐車場に車を駐めてサクッと10km走るだけでもよい。アップダウンも少なく、景色も楽しく、たまに飛行機が離着陸してたり、ランナーがそこそこいるのもモチベーションにつながる。

僕は駒ヶ根市からトンネル権兵衛を越えて1時間ちょっとかけて行ったけど、せめて30分圏内に住んでたらよかったなと思う。こういうランニングスポットって、ありそうでなかなかないんだよね。伊那・駒ヶ根近辺で車にひかれる恐れのないランニングコースは、三峰川周回コース、大芝高原、丸塚公園くらいしかないからね。

また、塩尻方面に行ったときはウェアを持っていってスカイパークで走ろうと思う。用事ついででも、シャワーがあるから全然問題ない。実に素晴らしいではないか。

買い物しようよ!

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