最近、私はコーヒーにハマっている。え、小学生からハマってるじゃないかって?確かにそうなんですが、最近はアイスコーヒーにハマっているんです。夏なんだから誰でも飲むんだけど、今まで私はどうも苦手で、夏でも水筒の中身はホットコーヒーです。夏は暑いですから、授業を終えて帰宅する頃でも500mlの半分以上も残ってしまうのですが…。
それで、こないだスタバでアイスコーヒーを特集した紙切れをくれたので、ずくを出してやってみました。アイスコーヒーって作るのにどうしても氷が必要なんです。アパートの冷蔵庫には氷マシーンが搭載されていませんから、これは不可能です。なので、今ちょうど帰省している実家でやってみました。実家の大容量冷蔵庫でさえ、7人家族の氷消費量には追いつくことができず、私がセブンイレブンにロックアイスを買いに行く日々でもあります。あ、ちなみに、あのロックアイスという氷は大変美味しいです。高いんだか安いんだか分からないくらいの値段ですので、是非試してみてください。冷蔵庫の氷マシーンはあんまり美味しくありません。空気が入ってしまいますから。
アイスコーヒーの作り方は意外と簡単で、今まで嫌煙してきた私は何だったんだという感じです。氷さえあれば別に何も違いはありません。3日間ほど研究して導かれた(本当はスタバの紙切れに書いてあった)美味しいアイスコーヒーの入れ方をご紹介。ペーパードリップの場合です。
まず、豆はホットの2倍。挽き加減はいつも通りで。実家には安物のセラミックミルしかなくて、毎晩挽いてると腱鞘炎になりそう。湯と豆が用意できたら、いつも通りセットして、ビーカーには結構たくさんの氷を入れておきます。アイスコーヒーに浮かんでるべき量ではなくて熱いコーヒーによって溶ける分を考えて、とにかくたくさんです。そして、湯を注ぎます。コーヒーが落ちていくと、氷が溶け、そしてコーヒーは急冷されます。そうです、急冷がポイントです。ゆっくり冷ましてしまうとダメらしいです。そして、できあがったら適宜ミルクやガムシロップなどを入れれば完成です。私は牛乳派で、8:2くらいです。
ちなみに、プレスの場合は、作りたい量に対する2分の1の量のホットを作っておき、氷をたくさん入れた別容器に注ぎ急冷するんだそうです。プレス買ってみようかな。ペーパードリップとは全然味が違うらしいです。ペーパーが油分を吸ってしまうんだとか。という話は、クラスの友達(ちゃっかり長野県民)が話してくれました。そんな彼は私をはるかにしのぐコーヒーマニアで、焙煎器具も持っているとか。9月は絶対彼の家に行ってコーヒーを飲む!
まあ、そんな感じで蛇行しまくりましたが、最近はアイスコーヒーがアツいという話でした。
ところで、アイスコーヒーの英語表記って何だか知ってますか?Ice Coffeeではありません。Iced Coffeeです。つまりどういうことかというと、形容詞Ice(冷たい)ではなく、過去分詞のIced(冷やされた)なのです。どっちがより冷たく感じられますか?もちろん後者ですよね。同じ様な日本語と英語のズレは、日常生活の中に意外とあるものですよ。
ちなみに、ガストの人気メニュー「山盛りポテトフライ」はよく分からないですよね。「山盛り」は形容詞ですので、次を修飾するのですが、被修飾語が「ポテト」なのか「ポテトフライ」なのかという疑問をはらんでいます。山盛りのポテトをフライにして、それの普通量を盛りつけたのか、それとも、ポテトフライが山盛りなのか。もう一種の疑問としては、ポテトフライという名詞の連続の気持ち悪さです。もし私がすかいらーくグループの幹部であったなら、「山盛りポテト・フライド」にするでしょう。
そうそう、何が言いたかったかというと、Fried Potatoなんだということです。Potato Fryっていうのは、ポテトが揚がる(自動詞)なのか、ポテトが揚げる(他動詞)なのかという疑問も抱かせる危険なフレーズです。せめても、Potato Friesにしてくれた方が少しはマシです。その点、マクドナルドはさすが欧米発ということで、商品名はきちんと「フライドポテト」になっています。これは極めて正しいかのように見えます。しかし、本場ではFried Potatoとは言わず、French Friesと言うらしいです。Fried Potatoと言った場合、正式には丸揚げされたジャガイモを指すのだそうです。これは熱くて食べられません。
なんだって話なんだけど、結局、過去分詞っていうか「受け身」っていいんだよねって話です。単なる強調じゃないですよ。これはSM論をはらんでいるのです。この場合、CoffeeやPotatoは「受け」なんですよ。これは美しい構文です。英語の勉強の楽しさってここにありますよ。英語が嫌いなみなさん、気づいてください!
再び、ガストの話に戻ります。「山盛りポテトフライ」はおそらく人気ナンバーワンだと思われるメニューなのですが、これは信州では「YPF」と省略されるのが通例です。この省略形は全国区だと思っていたのですが、大学へ進学して気づいたことには、これは全国区ではないどころか、信州限定の表現らしいのです。先述の同じクラスの長野県民と、別の千葉県民とガストに行った際、当然のごとく「YPF」とオーダーしてみると、まず店員さんに聞き直され、そして千葉県民が「はっ?」という顔をしたのです。これには長野県民共々ビックリです。聞き直した店員さんには「YPF、つまり山盛りポテトフライ」と言い直しました。恥ずかしい。これは、本当に信州では通例なのかという疑問を含んでいるのですが、試しに「YPF ガスト」などのワードでググってみてください。出てくるのはほとんど長野県民のブログです。一番上に出てくるのは何と私の友達のブログです。しかし、私がいまこうしてYPFについての記事を書いたことによって、彼の記事が2番目になってしまうことは避けられません。
まあ、そんな感じで、今日は長くなりすぎました。ということで、とにかくみなさん、缶コーヒーもいいけど、たまにはおウチでIced Coffeeを入れてみてはいかがですか?
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