記念すべき1つめの公園記事は、信州は南の方、松川町の「むらやま公園」です。この公園は、2009年4月オープンしたばかりのかなり新しい、めっちゃ洒落乙な公園なのだ。ちなみに、私の実家から自転車で20分くらい。
今年オープンというだけあって、さすがの私もこの存在を知ったのはつい最近。「デートは公園で」という持論を持っているだけあって、今までいろんな公園を見てきたが、これほど無駄のない洒落乙な公園は過去に例がなかった。
文章で説明するのは至難だと思うので、まずは写真を見ていただきたい。
公園ギャラリー「むらやま公園」
まず評価すべき点は、しょうもないものがないということ。この公園に存在するものは、駐車場、トイレ、芝生、小川、川、桜と紅葉の木、変なモニュメント3つしかないのだ。広いのにシンプル。こんなに洒落乙な要因は他にない。ここに万が一ブランコなんかが設置されていたとしたら、私は洒落乙を決して認めなかっただろう。よく街の中に見かける小さな土地を利用した公園には、ブランコやジャングルジムが必ずあって、私はその必要性に常に疑問符を打っている。ただでさえ小さい貴重なパブリック・スペースになぜブランコがなきゃいけないのか。多くの街の公園がそこにセンスを疑う余地を与えてしまっていることが、私には残念でならない。公園はシンプルであるほどによい。
ただし、欲を言うなら足りないものもある。一つはベンチ。これは公園の必須要素である。特に湿気のある日、芝生に座りたくないことがある。そんなときベンチはなくてはならない。あるいは、いくつかのカップルにとっては芝生よりベンチを好むかもしれない。まあ、どっちにしてもそれらは天候に因る。そしてもう一つは自販機。立派なトイレを置いておきながら、自販機がないというのは残念極まりない。これではトイレで出るべき小便も出ないのではないかという、矛盾さえ感じさせる。本来なら、水筒にコーヒーやお茶をスタンバイしてくるのが乙な公園の楽しみ方ではある。しかし、実際にはそこまで綿密に準備して行くようなところでもないし、車で通ったついでにぷらっと寄るくらいの気軽さも大切で、そのためにはやっぱり自販機が欠かせない。松川町に要望を出してみようかと思っている。ちなみに、この公園付近にコンビニはないが、歩いて行ける川の対岸には同町の商業施設「リフレッシュ 松川の里」があり、そこには自販機はもちろん、温泉やプール、テニスコートなどもある。というわけで、どうしても喉が渇いたときは川を渡ると缶コーヒーが手に入る。
自販機と言えば余談だが、お盆過ぎても全部COLDの自販機が多い。さらには9月になっても全部COLDの自販機というのもある。缶コーヒーが欠かせない私から言わせると、お盆過ぎたらホット。もしこれを読んでる自販機オーナーの方がいたら参考にして欲しい。
というわけで、長々と(おそらく今回限り)紹介してきましたが、むらやま公園の魅力が伝わったでしょうか?近くの方はぜひ行ってみてください。看板とかあんまりなくて、本当に存在を知らないっていう人も多いはず。
◎アクセス
車で行くのがオススメです。中央道松川ICを降りてすぐの交差点を飯島方面へ。川を渡ったら、次か交差点を西へ上る。看板とかないですが、その辺はカンで行けるはず。
歩いて行く場合は、JR上片桐駅を西へ上る。ひたすら上る。バイパスへ出たら信号1個分南へ。そこから更に上る。旧道へ出たら、更に上って適当に行けば着けるはず。
どっちにしても、自信ない人はケータイやカーナビで検索して行ってください。
長野県下伊那郡松川町上片桐1826-1
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※Google Mapsはケータイでは表示されません。
コメント
@ufo
ぜひ彼女と行ってください。笑
コメントありがとう。
きれいな公園だね♪
今度彼女と一緒に行きます。笑