伊那谷を望む

私のblogでは、ネタが半月後くらいに記事になるため、何か物足りなさを与えざるを得ない。まあ、いろいろと忙しいので仕方ないと割り切ってしまっている。

夏休み、私は何度か伊那谷を一望できる山に登った。と言っても、車でてっぺんまで行ける山、あるいは丘。せっかくなので紹介しようと思う。これを見たら、きっと伊那谷の素晴らしさがわかっていただけるはずだ。

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こちらは、中川村「陣馬形山」からの景色。この写真には飯島町より南が写っている。奥の山は中央アルプスで、陣馬形山は南アルプス。

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こちらは、箕輪町「萱野高原」からの景色。2つの写真は別の日に撮ったもので、こっちのほうが天気がよかった。飯田線や国道に沿って街が開発されていることがわかる。

「伊那谷」という名の通り、山と山に挟まれた谷に私は暮らしていた。地理的には盆地と言われるが、決してみなさんが想像されるような平らな盆地ではない。実際には「谷」なのだ。そのため、自転車での動きやすさは最悪だが、山の壮大感は半端ない。そして、この地形が完全な車社会を作り上げてしまったため、電車の本数が限りなく少ない。

信州というと、安曇野とか軽井沢とか、どうも北の方が強調されがちで、伊那谷なんてなかなか注目されない。しかし、信州の本当のよさは伊那谷に訪れて初めてわかるはずだ。このように街がアルプスにサンドウィッチされた地形は、めったにお目にかかれないのだから。

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