10月5日の月曜日、私の通っているキャンパスに、水谷修氏が講演に来た。学生センター主催のイベントとあって、昨年の大麻学生逮捕などを受けての薬物乱用防止という狙いがあったのだろう。夏休み明けあたりからポスターが貼られていたので、ぜひ聴こうと楽しみにしていた。水谷氏の著書はわずかながら読んだことがあるのだが、実際に会うのは初めてとなった。
月曜日の午後5時からという時間設定のせいか、それとも、薬物乱用防止セミナーというサブタイトルが入りにくい雰囲気を生じさせたせいかはわからないが、広い講堂の3割ほどしか聴衆がいなかった。せっかく著名人の講演が身近なところで聴けるというのに、私のクラスでは半ば強引に誘ったBradleyと、そして私だけしかいなかった。大学のPR不足か、それとも学生の興味不足か。どちらにしても、こんなに少ない客というのは、あまりにも失礼だと思われた。
1時間半の講演はあっという間に感じられた。彼は非常に講演慣れしているように見えた。マイクを持つ位置から、すぐにわかった。様々なエピソードを交えながら、彼がどのようにして夜回り先生になったのかから始まり、「みんなの子、大人全体の責任」という意識を持つべきという終わりまで、飽きさせることない素晴らしい講演だった。大学の教授たちも、このくらいテンポのよい講義をしてくれたら、眠くならなくていいのに…と思ったことは否めない。
まあ、詳細についてはこのblogで書くほどのことではないでしょう。興味のある方は著書を読んでみたらいいと思います。たくさん出してるので、無難な1,2冊を読めばイナフだと思われます。
たいへん有意義な月曜になりました。ところで、秋雨前線でしょうか、台風でしょうか。雨が止みません。コインランドリーにも行けません。勘弁カツオです。
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