インターネット回線を使うのに必須とも言えるルータで、私はひとつ失敗をして、ひとつ学んだ。要点を先に述べると、コレガのルータは買わない方がいいということだ。

春、コレガの一番安い有線ルータを買った。型番は忘れた。店頭には、ほとんど無線ルータしかなく、有線ルータはこれだけだったから、やむを得ず買った。

2週間ほど経ったころから、接続が切れるようになった。設定画面を開いてみても、「接続中」になっているのに、ページが落ちてこない。それも、完璧にダメなのではなく、サイトによってダメになる。例えば、Googleの検索結果の画面は表示できても、そのうちのどれかをクリックすると表示できませんとなってしまう。

こんな状態が続いていたのだが、ルータの再起動をしつつ、前期を終えてしまった。なんとかなるものだ。夏休みが明けて戻って、更にひどくなった感が否めなかったので、ネットで調べてみた。すると、コレガのルータに関する悪評が山のように出てくるではないか。もっと早く気づいて返品するべきだったとか思いながら、仕方ないので買った店を通して修理に出した。だが、製品のバグだとしたら、直るわけがない。直るとしても、修理に出している間ルータがないと困る。仕方ないので、NECの無線ルータ(知らない間に11nは当たり前になったようで…)を買わざるを得なかった。NECのルータは昔から何台か使っていて、最も信頼がある。

そして、ちゃんとしたルータによる快適なネットを利用すること2週間、修理されたルータが戻ってきた。伝票には、異常なし、初期化して返送します、との表記が。やっぱりか、コノヤロウ。修理に出す前に初期化は何回もしたっつうの。この症状はルータを起動して1時間ほどしないと発症しないので、メーカー側は気づかなかったのかもしれない。

ルータが2台になってしまったが、せっかくなのでちゃんとつながるか確かめてみようと思い、再びコレガのルータに交換した。どうせ直ってるわけねえじゃんと思いつつ…。しかし、予想は裏切られた。あれ?落ちないぞ…。そして、2日くらい経ってようやく発症した。その後、頻度は若干上がり、2日に1回ほどルータを再起動しなくてはいけない状態になっている。修理前は1日2回ほど再起動していたことを考えると、少しはよくなった(改善された)というのが不思議である。直ったのでなく、改善された。

というわけで、コレガのルータは絶対にお勧めできません。設定画面でいちいち再起動が必要だったり、その辺もNECより明らか劣っています。