大学祭で展示した作品、とりあえずアップします。今回はA3ノビで展示してみました。

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「萌ゆる夕刻」
こちらは昨年夏の作品です。雲の立体感が好きです。補正もほどほどに実際このくらいの色だったので、いいシャッターチャンスを得たと思っています。ビル群だったらまた洒落乙だったかもわかりません。

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「かれゆく秋」
これは、つい先日撮った作品です。私は、満開のコスモスよりも枯れかけたコスモスが好きだったりします。もう少し遅い時間だったら赤みが増して更によかったかもしれませんね。

今日、アンケートの回答用紙を見せてもらったところ、「萌ゆる夕刻」についてはそこそこのインプレッションを得られていたようです。個人的には後者の「かれゆく秋」のよさを見いだしてほしかっただけに、若干の心残りは否めません。ビビッドな夕焼けなんて、誰が見たって「うわ、超やばい」ってなるのは自明なことで、ただその強烈な色に支えられていると言っても過言ではないこの写真は、プラスアルファに欠けていると思うのです。一方、「かれゆく秋」は、さりげないカットの中に「秋の終わり」という主題が潜んでいます。暑すぎない太陽や、強すぎない風を感じることができるのです。本当に洒落乙な写真は、デスクトップの壁紙にしても飽きない写真だと思うこの頃です。