「最近いいことないわ」。そう思うことはないだろうか。もうすぐ11月も終わり。冬も厳しくなり、チャリをこぐのもつらい。

昨日、修理に出していた携帯W64Sが返ってきた、とのことでauショップに受け取りに行ってきた。再現できずということで、基盤交換されて返ってきた。24時間と少しが経ったが、今のところとりあえず問題ない。個体差だったのだろうか。あと、電池パックの接点にスペーサーが挿入されていた。電池の接触不良の可能性もあるかもしれないとのこと。

基盤交換をしていながら、アドレス帳やデータフォルダはそのままだった。どうやら、ユーザーデータはメイン基板じゃない別の基盤に載っているらしい。てっきりすべて失われるものと思っていただけに、感動した。

まあ、端末は復活して一安心。ところが、このエピソードには続きがある。

何日か前のblogに書いたが、修理に出すときショップ店員に「当店ではFeliCaの移行サービスはできない」と言われ、仕方なく1時間かけて手動で代替端末に移行したのだった。そして、今回受け取りの際にも念のため聞いてみた。すると、なんとびっくり、できると言うではないか!あきれて言葉もない。「315円かかりますが、よろしいですか」。ああ、もう全然OKですよ。

Suicaだけは対応外なので、それだけ自分で処理してから、移行処理をしてくれた。その後、移行先端末でそれぞれのアプリをダウンロードして起動してみると、初期設定とかの画面さえ表示されず、すぐに残高が反映されたトップ画面が表示された。素晴らしい。1時間かけて手動でやることを考えれば、315円なんて安いくらいだ。

それで、問題はただひとつ。なぜ前回の店員さんは「うちではできない」と言ったのか。1人目にはあっさりできないと言われて、仕方なくソファに座って手動で移行して、その後対応してくれた2人目にも念のため聞いてみたが、やはりできないと言われた。不思議だった。そんなに小さいショップじゃないし、それ以前に、修理に出すためのFeliCaデータを消去する処理はできていた。つまり、FeliCaリーダライタはあるということ。腑に落ちない思いでその日は帰ったのだった。そして今回、できるということが発覚した。手動でやらなくてよくなって嬉しい反面、同時に憤りを覚えざるを得なかった。「ちょっと、ちょっと!前回、私はあそこのソファに座って1時間かけて移行したんだよ!」とか言ったところでどうしようもない話ではあるのだが、それでも悔しかったわけだ。

まあ、そんな感じのエピソード。こんなこともあったり、電子辞書も壊れたり、まあとにかくいろいろあって、「最近いいことないわ」と思う日々が続いている。だけど、そんな風に思ってたら、いいことなんて絶対起きないのではないだろうか。もっと前向きに考えて、「いいことあるかな?」くらいのスタンスで一日を迎えなければ、きっとこの冬は越せない。