Windows 7のはなし。第2回目。

新しいパソコンを買ったら、まずインストールすべきソフトは、ブラウザですね。今回はFirefoxの設定ファイル(プロファイル)を移行する手順について説明します。まあIE使ってる人はいいですが、このblogのアクセス解析見た感じだとFirefoxユーザーも多いことでしょう。

まず、今まで使っていたPCの以下を参照して、Profilesの中にランダムな文字列のフォルダがあるので、それをフォルダごとコピーします。

"%AppData%\Mozilla\Firefox\Profiles\"

Firefoxを起動していると何らかのファイルでエラーが出ることがあるので終了した状態でコピーします。コピーしたら、新しいパソコンで同じフォルダに入れればいいのですが、同じようにランダムな文字列のフォルダあるので、その中にフォルダ階層が同じになるように上書きします。Firefoxを起動する前のほうがいいと思います。

デフォルトで存在するフォルダを上書きしなくても、コマンド"Firefox -ProfileManager"でプロファイル・マネージャーを開いて操作することもできるっぽです。

%AppData%の場所はOSによって違います。通常、AppDataは隠しフォルダになっています。

Vista/7では、"C:\Users\(user)\AppData\Roaming"
2000/XPでは、"C:\Documents and Settings\(user)\Application Data\"

まあ、そんなことをしてやると、環境設定、Cookie、お気に入り、さらにはアドオンまで環境を引き継ぐことができます。こうでもしないと、やってられません。

あと、IEもちょっと使ってみましたが、だいぶ軽くなった感はありました。でも、Firefoxの方が私は好きです。

それから、全然話が飛ぶのですが、ATOKの環境設定ファイルはバージョンが違うとエラーになることがあります。メモ帳で開きます。その中身の項目や値はほとんど日本語ですので、簡単に編集できます。一番上の3行くらいがバージョン情報です。あと、辞書のパスが相対的にずれるとエラーになるので、あらかじめ編集しておくのが賢明です。ちなみにユーザー辞書含めて辞書データはバージョンが違うとどうしようもなかったです。対策としては、辞書ユーティリティであらかじめテキスト形式で出しておくことです。

ところで、私の買ったVAIOはtypeSですが、以前使ってたやつに比べて一つだけ劣っている点があります。スピーカーです。あまりにも小さくて、結構厳しいものがあります。まあ音楽を大きい音で聞くようなモデルではないんでしょうけど。もちろんSkypeとかには問題ないです。コンパクトな外付けスピーカーを買うのも手ですが、デスクのスペースを圧迫することは明らかですので買いません。

とりあえず、今日はこのへんで。