なんだかんだで…

親に頼まれていた、年賀状の住所をExcelにまとめる作業もだいたい終わり、今日はiTunesの整理を引き続きやっていました。簡単だと思っていた作業も実は面倒で、何が面倒かというと、フリガナが不明だったり、連名がどこまで必要かわからなかったりと、結局ほとんど父に聞きながら入力することになりました。まあ、とりあえずできたので、一度印刷して、あとは人間の目でチェックします。今まで使われていた紙の住所録、さらに今年の年賀状と照合して間違いがないかを調べます。

というわけで、今日はiTunesのはなし。前にも書いたかもしれませんが、iTunes移行作戦を行っている最中なのです。私は、今までソニーのx-アプリ(旧Sonic Stage)を使っていたのですが、あのソフトはファイル自体にタグを埋め込んでくれないというクソ仕様なので、将来iPodを買った際に苦労することが予想されました。それに、iTunesのほうがファイル・フォルダ管理がスマートであるということもわかりました。なので、とりあえず全てiTunesで管理しつつ、x-アプリでは読み込むだけ(ファイル名などを変更する権限を与えない)の設定にしておく予定です。これで、iPodを入手するまでの間、ウォークマンを普通に使用することができるはずです。自慢じゃないですが、東芝Gigabeat(2代目くらいのHDDタイプ)時代から貯め込んだWMAファイルも会わせると、40GBほどの音楽データがPCや外付けドライブのあちこちに存在していて、まさにワケわかめな状態です。なので、整理するにはいい機会です。存在する円盤は取り込みなおして、WMAしか残っていないものはAACに変換してタグを打ち直すか、TSUTAYAで借り直す。これはかなり根気のいる作業です。まあ、そんなこんなで、進捗度はまだ1/10くらいですので、明日も頑張るしかありません。どっかに消えてしまった円盤も結構あるので、今週はTSUTAYAへ行くのも頻繁になるでしょう。

ちなみに、私のエンコード設定はAACでサンプリングレート44.1kHz、ビットレートはVBRで192kbpsです。192kbpsというオーバースペックな感じのビットレートについては、近い将来立派なオーディオで聞くことになったときに後悔しないようにという考えからです。

ところで、最近(というわけでもないけど)はインデクサの性能がすばらしく、どこにあるのか分からないファイルやあいまいなメールも簡単に見つけることができます。写真なんかでもタグ管理をしていれば後々とても楽になります。ところが、音楽については大きな課題があります。曲名を忘れてしまうという失敗です。今日、劇的ビフォーアフターとかいう番組を見ていて、そのテーマ曲が気になったのです。かすかな記憶だと、私の外付けドライブにWMAの音源が入っているはずでした。ところが、検索しようと思っても、曲名が思い出せないのです。結局、川村くんにメールしたら即答されましたが、そうでなければ番組終わりのエンドロールを待つしかありませんでした。

このようなシチュエーションもだんだん珍しいものになっていく可能性があります。テクノロジの進化は私たちの想像を超えています。auの「きかせて検索」というツールを使ったことがある人は分かると思いますが、結構精度がいいのです。サイトから専用番号に発信してマイクに向かって音楽を聞かせてあげると、曲を識別するというツールです。ぶっちゃけすごいです。

他にも恐るべきテクノロジとしては、パナソニックのデジカメに搭載されている顔識別機能があげられます。一度登録しておくと、次から自動的に名前が表示されます。使ったことないのでわかりませんが、その情報が画像にタグとして埋め込まれるなら、WindowsのインデクサやAdobe Lightroomなどでの検索がかなり実用的なレベルに達します。

このようなテクノロジは確かに便利で素晴らしいものですが、一方で私たちの記憶力や整理整頓する意識の欠如を招くことは必須です。デスクトップがアイコンでいっぱいになったら、デスクトップというフォルダを作ってそこに全部ぶち込み、更にそれがいっぱいになったら同じことをする。その繰り返しでデスクトップフォルダの入れ子を作ってしまいながらも、インデクサのおかげでその自覚すらなくなる。このような習慣は当然PCの外にも反映され、机の上はごちゃごちゃ、本のタワーがそびえ立ち、レシートの海の中に探しているUSBメモリが眠るようになります。これは人類のcrisisです。

といったところで、しょうもない記事はおしまい。

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