Powered by ヨクナウィネ出版

インパクトな講義

俺の取っている授業の中で最も人気があるやつが今日あった。水曜日の4限、科学史。大教室なのに立ち見がいるほど。

今日の講義は、立ち見の学生に向かって叫び始めた。「君たち、空いてる席あるんだから立ってなくていいよ。立ってていいのは男の○○○だけだよ!あ、下ネタ封印するって言ったのに(笑)」

こんな感じで始まりました。講義を聞きに来る人数を減らしたいから今日はマジメでつまらん授業をやると言いながら、最後まで面白いということは言うまでもない。

位置エネルギーの説明をするために、わざわざ教壇の机に登ってチョークを落として割ったり、チョークを黒板に投げつけて割ったり。そして、極めつけは電球のフィラメントの説明をするために、学生がいっぱいいる座席に登って歩いてみたり。90分笑わずにはいられない。

そして、成績評価は8割テストらしく、そのテストはマルバツ方式で10問、答えは全部マルだそうです。そうでもしないと人数が減らないらしい。もはや全員C以上という意味不明。大学事務にバレるとクビになるから内緒だそうです。

60分経ったところで「タバコ休憩」になりました。ニコチン中毒なんだだそうです。入退室自由、飲食自由、なんでも自由だとか。でも、ケータイが鳴ったら取り上げて、独断で任意の異性に「好きです」とメールするそうです。東大の講義で(自称では彼は東大大学院の教授)、過去に実際に送ったことがあるそうです。そのときは「私も。」って返信が来たらしい。どこまで本当でどこまでウソなのかわからない。もはや、テストは全部マルってのも信じていいのかわからない。

一見ふざけたような教授だけど、俺は素晴らしいと思っている。というのは、たぶんこの教授には、講義は面白くなければいけないという考えがあるのだと思う。それに、今日の位置エネルギーだとかクォークだとかの説明はとてもわかりやすかったのだ。面白さとわかりやすさを兼ね揃えた教員はなかなかいない。

ところで、今日はとにかくいろいろあった。すべては寝坊から狂ったに違いない。まさかの9時起床、時速35kmでチャリ衝突、それによる2分の遅刻、献血バス、etc。今日はもう遅いので、明日書こうと思う。

最近じゃ、買う本と読む本の均衡が保てていない。経済学の入門書もいくつか読まなきゃいけないし、簿記の試験は6月だし。なんとか空き時間を工夫しないとヤバそうです。そもそも就寝3時ってのがいけない。わかっちゃいるんだけど…。

あと、余談だけど、こないだ書いた「おばあさんの図書カード」で俺が言いたかったことは、街角で全く知らない人とたった10分でも話をするっていう素晴らしさです。現代はそういうのあんまないじゃないですか。確かに時代も変わった。小学生なんかは知らない人に話しかけられたら応答しちゃいけないとか、教えられてるかもしれないしね。でも、なんか寂しいじゃないですか。俺はおばあさんと10分話す中で、戦前のこの街は畑ばかりだったが最近はマンションがたくさん出来たんだということを教わったりと、なかなかいい時間を過ごせたように思う。なかなか勇気がいることだけど、例えばバス停で待っているちょっとした時、隣の姉ちゃんやオッサンに「空が青いですね」と声をかけてみてはどうだろう。

買い物しようよ!

コメントを書き込む

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメント

おや、コメントがまだありません。