読み物としてのクオリティ

私が毎日愛用している気象情報サイトといえば決まって「ウェザーニュース」だ。携帯向けの10分天気予報に代表されるきめ細かなサービス、そしてユーザーの集合知を活かした気象情報は新しい。

そんなウェザーニューズ社（社名は濁るのだ）が去年あたりから発行しているお天気マガジン「季刊SORA」。これは面白そう！ということで、早速ゾンアマで注文してみた。300円でも送料無料。てっきりA5判かと思っていたら、A4変形という豪快な大きさで、メール便ではなく通常の宅配便で届きました。もはや発送コストのほうが高いんじゃないかと心配になってしまいます。

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季刊SORA2010秋号

肝心の中身はというと、これが予想以上に素晴らしいんです！コンテンツも豊富だし、デザインもよい。とても贅沢なページの使い方をしているように思う。いわゆる雑誌のようには感じさせず、どこか写真雑誌のような洒落乙さがある。秋の空の名前を大きな写真で紹介していたり、「気象遭難」の特集をしていたり、ふぐの卵巣を3年間漬けて毒を抜く話が載っていたり（これ美味そう！）と、結構読み応えのある雑誌です。

その驚くべきクオリティの高さに、私はつい公園に行ってベンチに腰掛けて青空の下で読んでしまったのでした。そのくらいオススメです。