HDDを換装したらWindows UpdateやWindows Searchが開始できないとき

7月の終わり頃に、VAIOのハードディスクを換装したという記事を書きました。Seagateの750GBで、HDDに8GBのSLCがキャッシュとして搭載されているハイブリッドHDDです。もちろん、自分の予想してた以上に速くなって満足だったのですが、ちょっとした不具合が起きていたので、それについても書いておくことにします。あまりにも重要な話です。

どんな不具合かというと、Windows UpdateとWindows Search(インデックスサービス)が開始できないというものです。

Windows Searchに関しては、換装後わりとすぐに気がつきました。スタートメニューからファイルを検索しようとしたら何も表示されず、おかしいなと思いインデックスのオプションを確認したら「サービスが開始されていない」と警告が。それで、サービス一覧からWindows Searchを探すと確かに停止状態。開始ボタンをクリックしても、開始できませんとエラーになるのです。

いろいろ検索して調べましたが、よくわからないまま諦めて、フリーソフトの検索ツールを入れて対処していました。余談になりますが、ちなみに、Everythingというフリーソフトで、全文検索ではなくファイル名だけですが、ウルトラ速くて、超オススメです。ショートカットを割り当てる機能もあるので、僕はWindows + Sで検索窓が出るようにしています。一文字入力するごとに結果が瞬時に絞られていく感覚は素晴らしいモノがあります。今ではすっかりお世話になっています。

Windows Searchに続いて、(たいへん恥ずかしいことに)2ヶ月後に気づいたのは、Windows Updateが実行されていないことでした。しかし、updateって表示されればするけど、されなければ全く気にもとめないものなんですね。2ヶ月間もup to dateじゃないPCを使い続けてしまったことが、何よりショックでした。

それで、これは放っておくわけにはいかないと思い、検索しまくりました。すると、結構情報が出てきました。原因は、最初からVAIOに入っていたIntelのソフトウェア"Intel Matrix Storage Manager"だったのです。いくつかの記事によると、こいつを削除するだけで解決すると書いてあるではありませんか。マジかよ、と思いながら削除して再起動してみると、見事に直りました!

そうして、20件を超えるupdateを済ませ、(もはやなくても生きていけることが十分に証明されてしまった、PCを重くするサービスのボス)Windows Searchも開始できるようになりました。今、せっせとファイルをインデックスしてくれています。

しかし、僕は思うんです。インデックスサービスってPDFの中身とかまで検索できて、しかも割と速くて便利なんだけど、人間の整理能力を著しく落しているのではないかと。検索機能がなかったら、たぶん僕はほとんどのファイルにアクセスできないことでしょう。それらは、この夏の恋とあの夏の恋のように、激しくネストしているのだから。

買い物しようよ!

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