どうも、こんばんは。ガジェット系ミュージシャン(笑)のIPPEIです。
最近はアナログレコードがブームだとかで、街角の小さなショップだけでなく、ブックオフなんかでも中古レコードが販売されている。アメリカでは(もはや売れなくなって久しい)CDよりも、レコードの方が多く売れているという、逆転現象が起こっているらしい。マジかよ。
まあ、たしかに今日日、よっぽど推しているアーティストでない限りは、アナログだろうがデジタルだろうが、わざわざ円盤を買って聞くということはしないよね。TSUTAYAで借りてきてiTunesに入れることでさえ、ご無沙汰かもしれない。SpotifyやApple Musicでイナフだもんな。
オーディオテクニカの「サウンドバーガー」はUSB電源で動いてBluetooth搭載の次世代アナログプレーヤーだ
さて、前置きはこのくらいにしておこう。今日紹介するガジェットは、アナログレコードプレーヤーだ。デジタル好きの僕が思わずポチった理由がつまっている。
オーディオメーカーとして知らない人はいないだろうオーディオテクニカから発売されている、最新型のレコードプレーヤー、サウンドバーガー(AT-SB727)である。
レコードに馴染みのない僕としては、CDプレーヤーくらいのサイズをイメージしていたのだが、想像の倍以上の大きさだった。デジタルネイティブ世代のために一応言っておくと、LP盤の直径は12インチ(約30cm)である。
サウンドバーガーという名前のとおり、ディスクを挟み込むことで省スペース化を実現している。従来のレコードプレーヤーの3分の1ほどの面積に設置できて、持ち運びも簡単だ。LINE出力とBluetoothを備えており、もちろん電源はUSBだ。充電式で最大12時間のバッテリー駆動も可能。カーオーディオと接続して…なんてことを考えるヤツはいないだろうな。
操作は簡単だ。電源ボタンと回転数切り替えボタン、写真には写っていないが側面にBluetoothボタンがある。長押しでペアリングモードになる。
開くとこんな感じだ。針をいったん避けておいて、レコードをセットする。LP盤の場合は、円盤の上からアダプターを重ねてフタを閉める。
残念ながら、このプレーヤーはオートではない。針をレコードの上に移動すると自動的に回転が始まる。再生が終わったら自分で針をレコードの外側に移動しなければならない。
さて、肝心の音質はどうだろう。
おや、悪くない。この価格と利便性からすれば、遠慮なく言って星5つである。
ちなみに、上の動画に入っている音声は、YAMAHAのサウンドバーから再生しているものだが、デジカメの内蔵マイクで拾った音なので、音質の善し悪しは参考にならないだろう。
何十万円もするアンプやスピーカーの仲間に入れて使うには、ちょっと力不足になってしまうのかもしれない。普段使いのサウンドバーからBluetoothで再生する分には、十分に上等な音質だ。サウンドバーでサウンドバーガーを再生とは、ややオツである。
それこそ、スマホからBluetoothで簡単になんでも再生できる時代ではあるが、ちょっと一手間かけてアナログレコードを聴くのも、たまには悪くない。
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