こんばんは。今夜は寒すぎます。エアコンも、外気温が低すぎてなかなか効きません。金曜日ということで、友達と飲んできたのですが、もう家に着いたときにはすっかりさめてしまうほどでした。
ところで今日から、「ライフハック」カテゴリを作って記事を書いていくことにしました。自分で言うのもアレですが、結構いろいろな方面に詳しいということもあって、友達から様々なことを聞かれるのです。その都度丁寧に説明しているのですが、よく聞かれるネタは記事にしておこうと思い立ったのです。聞かれたら、これ読んでみて、的な(笑)。そしてなにより、自分のまとめにもなるし、検索されて読まれるような有益なものが書けたらと思っています。
ジャンルは多岐に渡れたらと思っています。主にPC関係になると思いますが、いろいろ挑戦してみます。
Gmail ― ただのWebメールじゃない
スマートフォン(以下スマフォイフォイ)が結構普及して、Gmailを使い始めたり、あるいはより活用するようになった人も少なくないと思います。アカウントの取得も簡単だし、Webのインターフェイスはとても使いやすいし、スマフォイフォイにアカウントを設定するのも非常に簡単。しかしながら、そんなGmailを隅々まで使いこなせている人は非常に少ないと思うのです。
今日はそんなGmailの味噌となる機能をいくつか紹介します。シチュエーションを想定して手順を追った方がいい気がするので、そのように書いてみます。ラベル機能やフィルタ機能はバリバリ使いますが、使ったことがなくても大丈夫です。しかし、この記事を読んだからには、ラベルやフィルタを使わないわけにはいかなくなるはずです。特にスマフォイフォイを使っている場合は。
友人用にアドレスを分けたい
GmailだろうがYahoo!メールだろうが、アドレスを作ってしばらくすると、受信トレイがあふれかえるようになりますよね。メルマガだったり、ショッピングサイトだったり、楽天なんか半端ないですよね。そうなると、友人や同僚用にアドレスを分けたいとか思ったことはないですか?そんなときは、Gmailのエイリアス機能を使わない手はありません。はじめに言っておきますが、新たにアカウントを取得するなんて、終了しています。端末に複数のアカウントを設定するなんて、もっと終わっています。仮に複数のアカウントを持っているとしても、転送とエイリアスを活用してひとつのアカウントで管理するのがベターです。
Gmailのエイリアス機能ってなに?
- drgmailmaster@gmail.com
- dr.gmailmaster@gmail.com
- drgmail.master@gmail.com
- dr.gmail.master@gmail.com
例えば、ここにGmailのアドレスが4つありますね。これら、どのアドレスに送っても、同じアカウントに届くのです。(これって意外と知らない人が多いのです!)
ここまで来たら、どうするべきかお察しいただけたと思います。用途によって使い分けるのです。例えば次のような使い分けです。
- drgmailmaster@gmail.com → アカウントの初期設定
- dr.gmailmaster@gmail.com → 友人用
- drgmail.master@gmail.com → 仕事用
- dr.gmail.master@gmail.com → 金融機関用
これで、フィルタを設定してラベル分けすることで、受信トレイがすぐにあふれかえることもなく、大切なメールを取りこぼすことがありません。
フィルタを設定する前に、[設定]→[アカウントとインポート]→[アカウントを追加]から作りたいアドレスを追加します。他のアカウントや、他のドメインのアドレスの場合、認証が必要ですが、エイリアスの追加の際は認証なしで追加されます。
さて、追加したら、フィルタ設定に進みましょう。
Toによるフィルタより賢く、DeliveredToを使ってみよう
フィルタを設定する時は、"To:dr.gmailmaster@gmail.com"として設定しても、できなくはないのですが、これはあまり賢くありません。なぜなら、受信されるメールは必ずしもTo(宛先)に自分のアドレスが含まれているとは限らないからです。CCで来ることもあれば、BCCで来ることもあります。メーリングリストなんかはまさにそれです。宛先はメーリスの投稿アドレスになっているはずです。
ここで使うべきフィルタは、DeliveredToを使ったフィルタです。これは「転送先のアドレス」を示すメールヘッダーの一部です。通常のメールには含まれませんが、メールで転送設定などをしていると付加されます。そして、Gmailの場合、エイリアスに送信したメールはそのアドレスのDeliveredToを付加してくれるのです。一度自分宛てに送ってみて、ヘッダーを確認してみましょう。返信ボタンの右にある▼をクリックして[メッセージのソースを表示]で見ることができます。
そして、フィルタの書き方は簡単です。
[を含む]の入力欄に"DeliveredTo:dr.gmailmaster@gmail.com"とするだけです。受信トレイはスキップするのがオススメです。
スマフォイフォイでラベルごとにプッシュ通知の設定をしよう
AndroidでGmailアプリを使っている場合は、それはとても簡単です。
まず、アカウントの設定画面から全般設定の[受信トレイやラベルを同期]を開きます。同期するラベルを選択します。通知についてはまた次の手順で個別に設定するのですが、ここで同期をオンにしておかないと通知をオンにできません。例に従うと、友人用と仕事用を同期オンにしてみましょう。
それから、通知設定の[メール着信通知]をオンにして、[通知するラベル]を開きます。そして、受信トレイやスター付きなどのラベルは通知をオフにして、友人用と仕事用の同期をオンにします。着信音を変えるのもいいでしょう。
iPhoneでGmailを使っている人は、GmailかExchangeのアカウントを追加してIMAPで使っていると思います。その場合は、メール設定に[通知するフォルダ]という項目があったはずなので、そこで設定します。ちょっとうろ覚えですみません。
(余談ですが、iPhoneでGmailを使うときはExchangeのアカウントとして設定すべきです。Gmail連絡先を端末で使えるからです。アカウント設定の際のサーバーはm.google.comです。)
これで、Gmailに届いたメールのうち、指定したエイリアスに届いたメールだけがプッシュ通知されるというわけです。
エイリアスを使わずとも、例えばヤフオクの通知メールとか、Twitterの通知メールなんかも簡単なフィルタを作ってあげることで、それだけをスマフォイフォイにプッシュ通知させることができます。ひとつのメールに複数のラベル付けることができるので、その辺もいろいろ試行錯誤してみるといいと思います。いろいろ触ってみることが肝心です。
重要度の高いラベルは、頭にアンダーバーでも付けちゃおう
これはオマケです。
ラベルが増えてくると、画面の大きさによっては使いにくくなってしまいます。そこで重要なラベルには頭にアンダーバーなどの記号を付けるのがコツです。例えば、"_友人用"とします。すると、他のどのラベルよりも上に表示されます。WebでもスマフォイフォイでもIMAPでもそうなってくれます。これはラベルをネストするよりも場合によっては使いやすいかもしれません。
というわけで、今日はGmailのちょっとイカした使い方を紹介しました。何かご質問などありましたら、お気軽にコメント欄からどうぞ!何か扱って欲しいネタなどもお気軽にどうぞ!
それではまた。
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