Windows 10の文字がにじむ問題

最近までちょっと困っていることがあった。

先日購入したばかりの新しいラップトップの画面はもちろんフルハイビジョンだが、それでも1画面では足りないので、24インチのディスプレイを接続して2画面環境にしている。外付けはBenQの安いやつを買ってみたのだが、コントラストは低いし、色味は変だし、正直失敗だった。まあ、ブラウザを表示したりするだけなので、それほど気にならない。そして、2画面はとにかく大変便利だ。

ラップトップは13.3インチというサイズなので、デフォルトのスケーリングは150%となるが、なんかもったいない気がして125%にして使っている。100%も試してみたけど、さすがに目がツラい。24インチの外付けはデフォルトで100%だ。そうなるとスケーリングの差が生じるので、ウィンドウを別のモニタに飛ばすときに、瞬時にスケーリングが変わることになる。どころが、その動作に対応していないアプリがあるらしく、結構たくさんのアプリで文字がにじむ(ぼやける)のである。Firefoxなんかでも、内蔵モニタは大丈夫なのだが、外付けに飛ばすとにじんでしまう。iTunesはその逆で、内蔵モニタでにじんでしまう。

以前使っていたフルハイビジョンではないラップトップと、これもまたフルハイビジョンではない外付けモニタの組み合わせでは、Windows 10であってもそのような不具合はなかった。おそらく、ある程度高いDPI環境における不具合だと思われる。せっかく新しいラップトップと外付けモニタを買った僕としては、非常に悔しいのであった。

いろいろ調べてみると、Windows 8.1から10になったときに、スケーリングの仕様に変更があったらしく、それを8.1の仕様に戻すアプリが見つかった。使おうかと思ったが、2画面での使い方がよくわからなかったので使うのはやめて、次の方法をとることにした。

対象となるアプリのプロパティを開き、互換性タブの中にある「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れる。たったそれだけだ。弊害として、アプリを外付けの画面に飛ばしたときに、内蔵の画面と同じ125%のスケーリングが適用されてしまう。ようするに、作業スペース的にはちょっともったいない。でもまあ、滲んで見にくいよりはマシなので割り切ることにする。それに、僕の場合、外付けディスプレイをそこそこ遠くに置いているので、むしろちょうどいいかもしれない。

高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする

先述した、スケーリングを8.1仕様に戻すアプリを使うのが無難なのかもしれないが、しばらく様子を見てみることにする。マイクロソフトによる、早急なアップデートが期待される。

買い物しようよ!

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