どうも、こんばんは。IPPEIです。

昨年の記事で、Synologyの高機能ルーターRT2600acを導入した話とか、v6プラス環境下でVPNを使う方法などを紹介した。記事のトラフィックを見ると、v6プラスの設定について調べてたがっている人が多いようなので、ちょっとその辺を詳しく書いておこうと思う。

接続タイプを「v6プラス」に設定する

ネットワークセンター

第1インターフェイスの接続タイプを「v6プラス (MAP-E)」に手動設定しよう。自動検出でも大丈夫だと思うが、ガジェット系の多くは手動を好むだろう。「デフォルトのゲートウェイに設定」も有効にしておこう。

第1インターフェイスの接続タイプ

IPv6設定は「IPv6リレー」を選択する

IPv6設定のところは、いったいどれを選んだらいいのだろうか。正解は「IPv6リレー」だ。Synologyのサイトにちゃんと書かれていたので、間違いないだろう。

もちろん、「デフォルトのゲートウェイに設定」をオンにしよう。

IPv6設定

DNSサーバーを手動設定する

DNSサーバーも手動設定しておくことが望ましい。

もちろん、IPv4・IPv6ともに自動でもつながると思うが、僕が使ってみた感覚だと、手動設定した方が安定する気がする。なんか、自動のままだと、たまにIPv4のほうが「インターネットなし」になってしまう。

手動設定するDNSサーバーは、お好きなところでいいと思うけど、僕はCloudflareのDNSを使っている。一番速いらしい。IPアドレスは以下のとおり。

IPv4: 1.1.1.1 / 1.0.0.1
IPv6: 2606:4700:4700::1111 / 2606:4700:4700::1001

これもよくわからないんだけど、優先DNSサーバーにIPv6用のプライマリを、代替DNSサーバーにIPv4用のプライマリを入力してみた。適用すると、それぞれちゃんと動いたので、たぶんOKである。

というわけで、Synologyの高機能ルーターRT2600acやMR2200acにおける、v6プラスの接続設定のはなしでした。お時間あれば関連記事も読んでみてください。ではまた。