Sesame 4 スマートロックを導入したらQOLが上がりまくった

どうも、こんばんは。IPPEIです。

念願のスマートロックを、この春ついに購入した。CANDY HOUSE Sesame 4である。セサミ、すなわち「ひらけ、ゴマ!」という感じの、なかなかイカしたネーミングだ。早速だがレビュー記事を書くことにした。

第2世代あたりからずっと欲しいなと思っていたんだけど、ついに第4世代が出て、値段もかなり安くなったので、ポチってしまった。単独でも十分便利だと思うけど、よりスマートな生活に憧れてWi-Fiモジュールも一緒に買った。

単刀直入に言って、ここ数年に買ったガジェットのなかで、断トツで一番の感動を与えてくれた。ベスト・オブ・ベストバイである。超絶オススメである。買って2日で記事を書くなんてことが、いまだかつてあっただろうか。

念のために断っておくが、この記事を読んだ人の83%は、記事内にあるAmazonのリンクからポチってしまうことになるだろう。だが、安心してほしい。コストはそれほど必要ない。なぜならWi-Fiモジュールを一緒に買っても1万円くらいだ。

外装なんかにコストはかけない姿勢が好印象。宅急便コンパクトで届いた。

ちなみに、2022年2月時点ではAmazonよりも公式サイトの方が安かったので、僕は後者で購入した。AmazonPayが利用できるし、翌々日には届いた。ちょっと強引な梱包の宅急便コンパクトだった。

開封の儀、難しい取説

箱を開けると、本体といくつかの付属品、そして文字情報がまったくない説明書が入っていた。設置自体は両面テープで貼り付けるだけなので簡単なのだが、その前に、サムターンの高さやツマミの幅に合わせて調整をしなければならない。ガジェット系男子の僕であっても、今夜はもう遅いし明日にしようか…と思ってしまうくらいのハードルの高さを感じた。

ただ、説明書に記載されているQRコードからウェブページを開けば、より詳しい調整方法を写真付きで見ることができる。それを見れば、それほど難しくはなかった。

イラストだけの説明書。一瞬ひるんでしまう。
主張しすぎないデザインのボディ。大きくて回しやすいツマミ。
3Mの両面テープが付属している。
おまけみたいなドライバーが付属していた。

ていねいなことに、高さ調節のネジ用に小さいドライバーまで付属していた。ただ、本当に小さくて扱いにくいので、できれば精密ドライバーが1本あると作業はかなり楽になると思う。

高さの調整ができたところで、位置を合わせて鉛筆でドアにマーキングする。僕のアパートの鍵もそうなのだが、サムターンの回転軸がツマミの中央ではないことも珍しくない。しかし、このSesame 4は、うまく説明できないが、回転部分が回転しながら上下左右にスライドする構造になっているため、全然問題なく回転してくれるのだ。

いざ、取り付け

さて、いよいよ固定である。スチール製のドアは結露していることが多いので水気をしっかり拭き取って、さらにアルコールで拭きあげるといいだろう。付属の3Mの強力両面テープでしっかり圧着すれば設置作業は完了である。ちなみに、開封からここまで40分くらいだった。

両面テープのチャンスは1回。緊張しながらもまっすぐ固定できた。
付属のゲタを履かせて1cmほど高さを追加した。

上の写真のように、サムターンの高さが意外とありデフォルトのままだと固定できなかったので、付属のアタッチメントを使って1~1.5センチほど高さを増した。この作業工程が一番難しかったが、分かりやすいウェブサイトのおかげで、なんとかなった。

期待できるサポート品質

サポート品質が高いことでも評判のCANDY HOUSE Sesame シリーズ。

パッケージの中には「困ったときはメールをください。必ず返信します」というメモが入っていた。いろんなレビューを見ていても、かなり特殊な形の鍵でもアタッチメントを作ってくれた、みたいな書き込みも見かけたので、サポート品質はかなり良いのだろう。

当たり前だが、サムターンじゃないと使えない

このように、本当に素晴らしいSesame 4だが、サムターンじゃないと使いようがない。だいたいの集合住宅はサムターンだからいいけど、戸建てなんかで引き戸の上下に動かすタイプの鍵は難しいだろう。

と思っていたのだが、CANDY HOUSEの公式Twitterが、こんなツイートを紹介していた。これ本当にすごい。公式からアダプターが発売される日も遠くないかもしれない。

アプリの設定はめっちゃ簡単

アプリは、AppStoreからダウンロードして起動した時点で、近隣のSesameが検出される。最初は手動で「解錠」と「施錠」のそれぞれの角度をセットアップする必要がある。3分もあればセットアップは完了する。

Wi-Fiモジュールの設定も簡単だ。USB電源に挿すだけでアプリに現れるので、そこからWi-Fiのパスワードを設定して、Sesameと紐付け設定するだけだ。

Wi-Fiモジュールを使うことで、Sesame本体のBluetooth圏外からSesameを制御可能になる。要するに、外出先から遠隔操作できるのだ。あまり使い道はないかもしれないが、帰宅直後にドアの外でBluetoothがつながるまでに時間が掛かって手間取る、という現象を回避できる。

あと、地味に便利なのが「鍵かけたっけ?」という不安を一瞬で解消できることと、家族が帰宅したことが分かることだ。手動の解錠・施錠操作であってもスマホに通知が届くのだ。

アプリのメイン画面。鍵のボタンをタップするだけ。

鍵は、QRコードで家族や友人にシェアすることができる。家族であればマネジャーとして設定する。ちなみに、Sesame本体も、Wi-FiモジュールもOTAアップデートに対応している。

管理画面から鍵をシェアできる。

Apple Watchで? もちろん対応している

わざわざ書くことでもないかもしれないが、Apple Watchにも対応している。これにより、手ぶらでのランニングを可能にしてくれる。

Apple Watchでも使える。

ショートカットをSiriに設定すると最強

iOSのショートカット機能で以下のような設定を作っておくと超絶便利である。両手に荷物を持っていたとしても、「Hey, Siri. 玄関の鍵を開ける」と言うだけで、3秒後には鍵が開くのである。実に感動的だ。

Hey, Siriから起動するための設定。

もちろん、両手に荷物なんてなくたって、音声で解錠してしまう。生粋のガジェット系男子だからね。

さあ、あなたも買いたくなったはずだ。自宅の鍵がサムターンなら、導入しない理由はない。家族が多い人には特にオススメだ。高い料金を払って家族全員分のディンプルキーをコピーする必要なんてない。これが1万円くらいで導入できるなんて、素晴らしい時代になったものだ。

良いガジェットは、我々の生活をより素晴らしいものにしてくれる。今回は本当にいい買い物をした。お世辞ではなく、素晴らしい製品に感謝している。

CANDY HOUSE 公式サイト

買い物しようよ!

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