どうも、こんばんは。IPPEIです。
5年ほど愛用しているDell XPS 13 (7390)だが、ここ1年くらい、電源ボタンを押しても起動できなくなることがしばしばあった。バッテリーのインジケーターLEDがオレンジと白の点滅を繰り返して、電源ボタンを押しても反応しない。30秒ほど電源ボタンを押してみたりすると気まぐれでそのうち起動する、という症状が何度か発生していた。
おそらくCMOS電池の寿命だろうということは察しがついたので、Amazonでそれっぽい電池を購入してみた。デスクトップPCであればCMOS電池はたいていCR2032なのだが、ノートPCの場合は電池も様々であり、コネクタと一体型になっていることが多く、コネクタの形状が買ってみるまで分からないという、ようするに博打である。
背面パネルを開れば交換自体は簡単。大きさ的にCR2016だろうと見当を付けて、Amazonでそれっぽいコネクタのやつを注文。あっさり交換できたので、外した電池のコネクタと周りのシールを外してみると、CR2016ではなく、ML2016だった。CRは一般的なリチウム電池、MLは充電池である。これはマズいということで、ML2016でいくつか探して買ってみたが、コネクタが合致しなくて交換できずにいた。
Loading...
ケーブルを切断して元々のコネクタと接続してみたりしたけど、細かすぎて上手くつながっていなかったのか、結局症状は治まらなかった。
そんなことをしているうちに、起動できない症状が発生するのが億劫になり、ついにDell公式サポートからCMOS電池電池を購入することにした。やりとりはメールで非常にスムーズだった。知識があるから部品だけ送ってくれれば自分で交換できる旨を伝える。すぐに発送できますと決済用URLが届き、僕はシャウトした。なんと、送料込み8,690円である。さすがにぼったくりすぎだろうとは思うが、これしか選択肢がないので文句は言えない。もう少し知識と手先の器用さがあれば、コネクタと電池単品を購入して、2千円程度で工作できたのかもしれない。
というわけで、3日ほどでDellから厳重なパッケージで電池が届いた(メール便でいいからせめて3千円くらいにしてほしいぜ…)

さすがは純正部品。コネクタはもちろんだが、ケーブルの長さもピッタリである(写真を撮り忘れた!) サクッと交換して、問題の症状が出ることもまったくなくなった。結論から言うと、Amazonや楽天でそれっぽい電池を買うまえに、最初から純正部品を取り寄せておくのが正解だった(勉強にはなった)
第10世代Core i7で今でも現役のマシンだけど、RAMは16GBでマザボに半田付けされているため増設は不可。そろそろ新しいヤツがほしいこの頃である。現行のXPSを最高スペックで見積もりと30万円超、ちょっと気安くポチれないよね…。まあ、iPhone 16 Proを20万円で買ったことを思えばむしろ安いのかもしれないが…。
それではまた!
コメント
おや、コメントがまだありません。