そもそも本当に部活動が必要なのかを考えるべきフェーズにきている
どうも、こんばんは。IPPEIです。
僕は、これまで何度か部活動のあり方について懐疑的な記事を書いてきたのだが、また悲しいニュースがあったので、書かずにはいられなくなってしまった。
部活動の遠征って、けっこう問題を抱えてそうだよね
最近、とても悲しいニュースがあった。高校生を乗せた白ナンバーのマイクロバスが大事故を起こし、1名が犠牲となってしまった。数年前の軽井沢バス事故さえも記憶に新しいというのに、本当に悲しい話である。
軽井沢との違いは、貸切バスではなくレンタカーだったという点だ。ドライバーとのあいだには謝礼と称した金銭のやりとりが発生していたわけで、白バス行為とみなされれば法的にアウトなわけだが、責任の所在がどこにあるのかは、これから明らかになっていくだろう。
おそらく背景には、貸切バスを正規に手配するには予算的な問題があったのだろう。この高校は習慣的にレンタカーを使って遠征を行っていたことが明らかになったが、おそらくこの高校に限った話ではないだろう。同じようなかたちで成り立っている部活動は決して珍しくないのではないかと思う。
問題なのは、部活動が肥大化しすぎたことだと僕は思っている。
ていうか、部活やりすぎじゃない?
そもそも、朝6時に出発して(交通費をケチってまで)日帰りで遠征をする必要があるのだろうか。そもそも、平日は毎朝と毎晩、そして土日は一日中、休む間もなく部活をやる必要があるのだろうか。
本人はもちろん大変だけど、送り迎えをする親も大変である。都市部なら公共交通機関で移動できるだろうが、田舎となれば結局は親が車を出さなければならず、僕のまわりでも送迎が大変だという話は少なくない。
ちなみに、僕は高校生のとき写真部だった。活動は週1回、自由参加だった。休日は電車で行ける範囲で撮影する程度だったし、デジタル一眼カメラが本格的に普及していたこともあり、時間的にも金銭的にもかなり余裕があった。今回のニュースについて母親と話したのだが、「写真部は金がかからなくて助かった」と言っていた。高校生の時には思いもしなかったが、親側からすると、子どもがどの部活に入るかはけっこう重要な問題なのかもしれない。
僕たちにとって、それはいたって普通の健康的な高校生の生活だと思っていた。しかし、ガチの運動部や吹奏楽部に入っている友人たちのなかには、「マジでしんどい」と日々言っている人も少なくなかった。そんな人たちの中には、運動部を辞めて写真部に入ってきたメンバーもいた。
もちろん、高価なレンズで野鳥を撮る人もいたし、一方で、携帯のカメラだけで活動している人もいた。ようするに自分のペースで参加できる部活だった。それが居心地のよさにつながっていた。
もはや、週1回でよくない?
これは決して極端な話ではないと僕は思っている。どんな部活も、活動の頻度を週1回にすればいいと思う。休日の活動は月に1回でいいだろう。そのくらいの活動頻度にすればコストもそれほど負担にはならないだろう。親も月1回なら隣町の競技場まで車を出してくれるだろう(だけど隣県はイヤだよな)
それに、なにより、自由な時間が無限に増えるのではないだろうか。もし自由な時間が増えたら、その時間をなにに使うだろう。図書館で本を読み漁るのもいいし、好きな子を誘ってカフェに行くのもいいし、河川敷でギターをかき鳴らすのも悪くない。僕はどれもやってきたけど、今になって思えば、もっと勉強をすればよかった。この記事を読んでいる高校生の方は、そこそこでいいから勉強したほうがいい。大人になって仕事に追われると、なぜか勉強したくなるんだぜ。
話が少し脱線したけど、部活動を学校教育の一部として考えるなら、プロ養成機関のような活動量を前提にする必要はないはずだ。言い方は悪いが、僕たちがやっているのはあくまでもアマチュア活動だ。運動不足を解消する程度に楽しくやればいいし、そのくらいの方が長いこと楽しめるのではないだろうか。みんながみんな大谷を目指しているわけではないだろう。過剰な活動量や遠征が当たり前になると、送迎や費用の負担もどこかにしわ寄せされる。その結果として、今回のような無理が生まれてしまう。
いや、むしろ部活やらなくてもよくない?
高校3年間という貴重な時間の使い方を、もう少し真剣に考えた方がいいのではないか。完全にゼロにしろと言いたいわけではない。「青春」という言葉だけで説明できない負担が増えすぎている。だからこそ、部活動のやり方を一度見直すべき時期にきているのかもしれない。
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