高性能Wi-Fiルーター Synology RT2600ac 徹底レビュー

ネットワークセンター

さて、いよいよネットワーク関係の設定画面である。まず「状態」タブだが、現在の状態が表示される。

状態 (1) IPv4
状態 (2) IPv6
状態 (3) デバイスリスト
状態 (4) CPU
状態 (5) メモリ

続いて、インターネットの接続設定。

接続設定は基本的に自動で問題ないと思うが、僕はv6プラスで使う場合は、次のように設定する。接続タイプはv6プラス(MAP-E)、デフォルトのゲートウェイに設定を有効。

設定直後、たまたまかもしれないが、なんか調子が悪かったので、DNSサーバーの手動設定をGoogle Public DNSを設定した。その後、不具合は一度も発生していないので、そのままにしている。

インターネット (1) 接続

IPv6設定を開き、IPv6リレーを選択、デフォルトのゲートウェイに設定を有効。

インターネット (2) IPv6設定

4つあるLANポートのうちの1つをWANポートとして利用して、第2インターフェイスとすることができる。v6プラスとPPPoEを併用するような使い方も可能とのこと。

インターネット (3) 第2インターフェイス
インターネット (4) Smart WAN

PPPoEを使う場合はこんな感じ。MTUも設定可能。僕はニフティを使っているのだが、PPPoEも一昔前と比べると最近はそれほど遅くない気もする。それで、ちょっと試してみたのだが、夜はやっぱり遅い。

インターネット (5) PPPoE

VPNクライアント機能もある。どれほど実用的かは不明。

インターネット (6) VPNクライアント

ウェブブラウザで外出先からルーターにアクセスする機能(QuickConnect)と、DDNSの設定ができる。DDNSはsynology.meドメインのものが無料で利用可能。DDNSとポート開放の設定により、v6プラス環境において外出先からのOpenVPNによるアクセスを容易してくれる。

《関連記事》Synology RT2600acを使ってv6プラス環境でOpenVPNを構築してみた

インターネット (7) QuickConnect & DDNS

ローカルネットワークの設定もなかなか細かくできる。DHCPの割り当て範囲は柔軟に設定できるし、ゲストネットーワーク用に別の割り当て範囲を設定できる。もちろん、MACアドレスによる予約もできる。

ローカルネットワーク (1) 全般

トラフィックコントロールの設定。デバイス一覧を見ながら簡単に設定を作成できる。

トラフィックコントロール (1) 全般

デバイスごとはもちろん、アプリケーションごとにも帯域設定が可能だ。なかなかすごい。まあ、使わないけど。

トラフィックコントロール (2) アプリケーション規則

「セキュリティ」タブの主役は、ファイアウォールの設定である。プロトコル、IPアドレス、ポートなどを詳細に設定可能。

セキュリティ (1) ファイアウォール

このルーターを買った人は、おそらくルーターとして使うのだろうが、もし無線LANアクセスポイントやリピーターとして使いたい場合は、ここで設定を変更する。

操作モード

ちなみに、Synologyでメッシュルーターを構築するなら、RT2600acをメインとして1台と、MR2200acを必要に応じて複数台導入するといいだろう。

ネットワーク関連の設定は以上だ。次のページでは、Wi-Fiの設定をチェックしていく。

買い物しようよ!

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