石田衣良「うつくしい子ども」

積ん読を少しずつ読み進めているこのごろ。ずいぶん久しぶりに石田衣良を読んだ。本棚で眠っていた「うつくしい子ども」という小説で、それは1999年に単行本、2001年に文庫本が発売された。 緑豊かなニュータウンを騒然とさせた9歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、ぼ...

記事を開く

キャリアデザインという茶番

大学を卒業して社会人になって、早いもので半年が過ぎた。気がついたときには半世紀が過ぎていると思うと、恐ろしくなって戦慄が走る。まだなんとも、この感覚が正常なのかわからないが、僕の職場はそこそこ楽しい。そして、予想以上に「ホワイト」だ。本当にいいところに就職できたものだと...

記事を開く

片隅にあるト音記号

正直なところ、今までにこれほどまで僕の心をつかんだフレーズはなかった。たとえ、その作品がAmazonのレビューでくそったれに酷評されていたとしても、それでも僕はこの小説が好きだ。これだよ、と思った。 今日はグラウンドが楽譜に見えない。片隅にあるト音記号が、音楽を始めよう...

記事を開く