Happy New Year 2014
ひとつ歳をとるたびに一年が短く感じられるようになるから覚悟しておきなさい。小学校のとき、先生が言っていたことはほとんど正しかった。学生を卒業して働きはじめた2013年は、本当に一瞬で、気がついたら年が明けていた。 気がつ...
秋のおわりの短歌たち「清秋の恋」
恋をして「フランク2で待つ!」という暗号をふと思い出すだけ いやしかし、彼氏がいるとかいないとか。そんなの関係ない、はいおぱぴ。 ルービックキューブのように人生はすべてがうまくいくわけじゃない 6面がすべてそろわなくても...
夏の終わりの短歌集「台風一過」
コンタクトレンズを使ってみたいなと わけあって少し思ってる秋 「このファイルPDFにしたいのよ」 書き換えれない思い出もまた 恋をしていたひとからの突然の電話は僕を秋へ連れてく マジだった 君に惚れてたあの夏もいまは思い...
春あるいは梅雨の短歌たち「季節は過ぎて」
自身のTwitterをさかのぼって"#tanka"を含むツイートを数えれば、そのときにどのくらい恋をしていたかがわかる。そして、それらの歌から、当時の気持ちがわりと詳細に思い出される。そういう点で、短歌は写真に近いものが...
キャリアデザインという茶番
大学を卒業して社会人になって、早いもので半年が過ぎた。気がついたときには半世紀が過ぎていると思うと、恐ろしくなって戦慄が走る。まだなんとも、この感覚が正常なのかわからないが、僕の職場はそこそこ楽しい。そして、予想以上に「...
君の目を 見れずに夏は 過ぎたけど
それは先日のこと。高校時代の写真部の何人かで久しぶりに集まった。そのとき、夏も終わるし俳句でも詠もうと、石橋が言った。 俳句というのは、究極的に短いポエムだ。だって、短歌よりも短い。人々は昔から俳句や短歌といった、たった...
片隅にあるト音記号
正直なところ、今までにこれほどまで僕の心をつかんだフレーズはなかった。たとえ、その作品がAmazonのレビューでくそったれに酷評されていたとしても、それでも僕はこの小説が好きだ。これだよ、と思った。 今日はグラウンドが楽...
救われる小説の心地よさ
僕はこう見えても、ハッピーエンドな小説や映画が結構好きだ。誰かさんは、ハッピーエンドなんて糞食らえだ、と言うかもしれないが、一周回って好きになるときがくるはずだ。まあ、ハッピーエンドでなくてもいいんだけど、なんだろう、適...
I'll Remember April
かずひろマンと君と僕 '13 春 ― 今年度の最後を飾る写真は、やっぱりこれだと思う。たぶん、これしかない。 なんだかんだいって、ここまで仲良くなるとは正直思いもしなかった。高校に入学して、クラスに同じ中学のヤツはいなく...
いいね!の閾値
案の定、Facebookをやめることはできなかった。強い依存性があるとは聞いていたが、ここまで激しいものだとは思いもしなかった。iPhoneからアプリを削除したり、ブラウザのブックマークを削除してみたりと、様々な対策を講...
春のパソコンの選び方
3月という年度変わりの時期には、毎年のことだが、パソコンの購入に関する相談をしばしば受ける。ぶっちゃけたところ、何か特別な使用用途があったり、メーカーのこだわりがあったりするわけじゃなければ、なんだって同じだと思うし、量...
The Social Network
The Social Network(邦題:ソーシャル・ネットワーク)を、今さらながら見た。映画が公開されたとき、どうせFacebookの誕生と成長を描いたイケイケなストーリーだろうと勝手に決めつけて、見ようとしていなか...