片隅にあるト音記号

正直なところ、今までにこれほどまで僕の心をつかんだフレーズはなかった。たとえ、その作品がAmazonのレビューでくそったれに酷評されていたとしても、それでも僕はこの小説が好きだ。これだよ、と思った。 今日はグラウンドが楽譜に見えない。片隅にあるト音記号が、音楽を始めよう...

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救われる小説の心地よさ

僕はこう見えても、ハッピーエンドな小説や映画が結構好きだ。誰かさんは、ハッピーエンドなんて糞食らえだ、と言うかもしれないが、一周回って好きになるときがくるはずだ。まあ、ハッピーエンドでなくてもいいんだけど、なんだろう、適度な軽さで、やさしくて、登場人物がさりげなく救われ...

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The Social Network

The Social Network(邦題:ソーシャル・ネットワーク)を、今さらながら見た。映画が公開されたとき、どうせFacebookの誕生と成長を描いたイケイケなストーリーだろうと勝手に決めつけて、見ようとしていなかったのだが、こないだTSUTAYAに行ったときたま...

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辞書を引くことの楽しさ

iPhoneのアプリの中で、メールやTwitterといった類いに次いでよく使うものといえば、大辞林だ。数ヶ月前に買って、最初はあまり使わなかったのだが、じわじわと使うようになってきて、今では必須アプリのひとつとなった。

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桃栗3年、ジャズ半年

僕の友人に、ジャズが嫌いという人がいる。ラーメンが嫌いという人ならたまにいるけど、ジャズが嫌いという人にはなかなか出会あったことがない。たぶん、初めてだ。なんでも、崩した感じの演奏と、サックスの音色が好きじゃないらしい。99%のジャズ好きが「それがジャズだってば!」と口...

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AirMac Expressで洒落乙にAirPlay

たまには買ったもののレビュー記事でも書きましょう。ここ1年間で買ったものが山ほどあって、どれも素晴らしい製品ばかりだったのだけど、なかなかレビュー記事って書けないものです。書けば長くなってしまうし。笑 さて、今回買ったのは、Appleの無線LANルーター「AirMac ...

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理系バカと文系バカ ― カテゴライズ好きな日本人

ブログを書いていると、書こうと思っていたテーマから次第に脱線していって、結局テーマが変わってしまい、最後にはタイトルを変更して公開する、なんてことはもはや常である。頭の中には常に書きたいトピックが転がっていて、しかもそれらは互いにリンクしているから、書いているうちに別の...

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梶井基次郎「檸檬」は何を伝えたかったのか

ある授業のレポートで、梶井基次郎の「檸檬」について書いた。提出したのはちょうど、東京を梅雨前線が去ったころだった。 どんな課題だったかというと、日本の近代文学をひとつ取り上げて、感想でも書評でもエッセイでもいいから書きなさい、という極めて僕好みのものだった。今日成績が発...

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夏の終わりのような曲たち

僕は夏の終わりの季節が一番好きだ。昔から変わらない。 それはどこか切なく、そして、新しい気持ちに入れ替えさせるような何か強いものを含んでいる季節だ。 春を始まりの季節だと考える人もいるが、僕にとっては夏の終わりこそがまさにそれだ。それは、暑さや恋や雑草と闘って疲れた心を...

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5年スパンで生きる

「『とりあえず、5年』の生き方」というタイトルの、普段はまず読まないであろういわゆる自己啓発本とかいうやつを、書店で一気に立ち読みしてしまった。僕がここ1年言ってきたことが、見事にまとめられていたからだ。同じようなことを考えている人って、意外といるんだなと思い、嬉しくな...

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